日吉の街に浸透するか、「アートコンテスト」大人の部や東急駅長賞で表彰 | 横浜日吉新聞

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日吉の街を彩る初の「アートコンテスト」の表彰式がいよいよ最終章。大人の部の表彰や東急駅長賞の表彰で、地域をさらに盛り上げます。

「東急電鉄日吉駅長賞」子どもの部の受賞者・丸山さんファミリーと佐藤駅長、大塚助役(同駅駅長室にて)

「東急電鉄日吉駅長賞」子どもの部の受賞者・丸山さんファミリーと佐藤駅長、大塚助役(同駅駅長室にて)

日吉駅西口に位置する普通部通り会(日吉普通部通り商店街、薄井芳夫会長)が、先月(2020年)11月3日から15日まで作品を募集、21日から今月12月6日まで作品を展示する形で開催した「第1回アートコンテスト」

イベントの最後を締めくくる「東急電鉄日吉駅長賞」、そして「大人の部」の最優秀作品賞の表彰が行われました。

まずは、今月(2002年)12月20日(日)午後に、東急日吉駅(日吉2)にて行われた「日吉駅長賞」子どもの部の授賞式には、「大好き日吉駅」という表題で、駅に停車する東急東横線と東急目黒線の車両を描いた、丸山けんさん(綱島在住)ファミリーが参加。

「東急電鉄日吉駅長賞」は、駅員全員による投票で選ばれたという。職員と同じ子ども用の制服で「駅長」として招かれていた

「東急電鉄日吉駅長賞」は、駅員全員による投票で選ばれたという。職員と同じ子ども用の制服で「駅長」として招かれていた

賞品として、丸山さんを「駅長」とし、同駅駅員が企画した「日吉駅探検ツアー」に招待されました。

非売品の東急線や日吉駅ゆかりのノベルティグッズもプレゼントされるなど、東急線や日吉駅の魅力を体感できる、まさに“スペシャルな機会”を分かちあうひとときに。

同駅の佐藤武志駅長は、「駅員みんなで投票し、ツアーについてもみんなで考え、企画しました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、イベントなども一切開催できなかったこともあり、今回の“スペシャルな企画”を実現できたらと準備を進めてきました」と、日吉・綱島の両駅を管轄する50人超もの駅員が、今回の企画を一つひとつ作り上げてきたと説明します。

家族ぐるみで「日吉駅ツアー」のスペシャルなひとときを楽しんでいた

家族ぐるみで「日吉駅ツアー」のスペシャルなひとときを楽しんでいた

ツアーは佐藤駅長のほか、佐藤駅長と同様に“運転士”の経験も持つという大塚忠幸助役、増田謙助役や若き駅員らがナビゲート。

駅執務室や券売機付近、改札横の乗り越し精算などを行うスペースの見学のほか、日吉駅に到着し、始発電車に切り替わる目黒線の折り返し乗車体験といった、「探検ツアー」という名称にふさわしい、日吉駅らしい体験を楽しんでいました。

大人の部は、人情味あふれる「焼き鳥店」の夕景描いた水彩画

作品の舞台となった焼き鳥店「鳥雄(とりゆう)」にて、受賞者の潤米(うるめ)さん(右)。店主の小林さん夫妻と

作品の舞台となった焼き鳥店「鳥雄(とりゆう)」にて、受賞者の潤米(うるめ)さん。店主の小林さん夫妻と

そして、初の「アートコンテスト」最後の表彰式は、大人の部。焼き鳥店「鳥雄(とりゆう)」店舗をメインに、普通部通りの脇道と、通り沿いのビルを奥に描いた作品「これから商い」が最優秀賞に選ばれました。

受賞者は、同店に20年以上通っているという常連客で、日吉在住の潤米(うるめ)正夫さん

「定年も近いから」と、数年前から水彩画を習い始めたという潤米さん。店主・小林雄司さんとともに店を切り盛りする妻の春子さんに、「お店の代表として描いてもらえたら」と依頼されたことが今回の出展のきっかけだったと説明します。

普通部通りからも松本紀彦理事、奥村一光理事、今回のイベントを運営したメンバーが訪れ、イベントのラストを飾る表彰式に華を添えていた

普通部通りからも松本紀彦理事、奥村一光理事、今回のイベントを運営したメンバーが訪れ、イベントのラストを飾る表彰式に華を添えていた

時間がかかったという構想段階では、「雄さん(店主の小林さん)や春ちゃん(春子さん)も、この絵に描こうかと考えましたが」と潤米さん。

結局、お店の「看板猫」だという2匹の親子猫をメインに据え描いたといい、「いよいよ商いが始まる」夕方の普通部通り付近の情景、そして人々が行き交う夕刻の街の光景を、水彩画ならではの潤いに満ちた筆致で描くことに成功しています。

12月26日(土)の夕刻、まさに「商い前」に行われた表彰式では、かつて潤米さんが小林さん夫妻を描いた作品も飾られた“いつもの”店内で、同通り会からの表彰状や副賞が手渡されていました。

初の「アートコンテスト」は盛況で終幕、次年度の発展に期待

227点もの作品応募や、各企業・団体などからの協賛により「コロナ禍」を乗り越えるかの盛り上がりを見せた「アートコンテスト」。

日吉駅前ではこの冬から「通り会」のアーチに初のイルミネーションが設置されるなど、新たな地域まちづくりへのチャレンジが見られる

日吉駅前ではこの冬から「通り会」のアーチに初のイルミネーションが設置されるなど、新たな地域まちづくりへのチャレンジが見られる

各小学校などにポスターやチラシを配布、各協賛企業・団体や店舗でのポスター掲示や口コミなどもあり、“静かに”その認知を広げていったようです。

「新型コロナ禍」に負けない、商店街のイメージや存在をアピールできたこと、また各店舗の協力体制の新たな構築により、通りかかる人々の目にも鮮やかに映る光景を演出できたことは、新しい地域イベント開催の「あり方」を提案し、日吉駅前エリアに新しい“風”を吹かせた事例として語り継がれていきそうです。

来年度は、どのような「アートコンテスト」が開催されるのか。その日がやってくることを心から祈り、また応援していきたいものです。

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【参考リンク】

「​教えて!日吉のすきなとこ」普通部通りで出会う GoodArt &GoodHiyoshi(日吉普通部通り会)


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