新綱島駅に建設中の「区民文化センター」、開館は2023年10月以降に | 横浜日吉新聞

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港北区の「区民文化センター」が開館するのは今から3年ほど先のことになりそうです。東急新横浜線(相鉄・東急直通線)の新綱島駅(仮称)に建設されている区民文化センターの完成時期は、2023年10月以降になるとの見通しが横浜市会の「市民・文化観光・消防委員会」で示されました。

29階建て再開発ビルの低層部分に併設される「区民文化センター」(右側)の完成予想図(「新綱島駅前地区市街地再開発組合」の資料より)

同委員会の資料によると、「新綱島駅前地区市街地再開発組合」が建設を行っている29階建て再開発ビルのうち、4階と5階のフロア約2998平方メートルに約400人収容の多目的ホールや音楽ルーム、ギャラリーなどを設け、横浜市が47億5710万円で取得して区民文化センターとするもの。

現時点で29階建て再開発ビルの完成は2023年10月を予定しているため、区民文化センターもそれ以降の開館となる予定とのことです。

関係者によると、建物の完成後も設備の搬入や整備に数カ月、長い場合は半年近く要する可能性があるといい、ビルが10月に完成した場合は最短で2023年内、遅い場合は“年度内”2024年3月末までかかるということになりそうです。

なお、東急新横浜線の新綱島駅(仮称)は現時点で2022年度下期(2022年10月~2023年3月)の開業が予定されています。

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綱島の歴史も意識した内装に、新駅の「区民文化センター」で完成予想図(2020年10月8日、館内の詳しい設備など)

<綱島新駅>再開発の“シンボル”、3年後の完成に向け29階建てビルが着工(2020年10月15日)

【参考リンク】

市民・文化観光・消防委員会の資料一覧(市第71号議案など)


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