横浜市の累計感染者が早くも7000人突破、今月は1日100人近い規模で増加(12/12) | 横浜日吉新聞

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12月に入り、横浜市内で新型コロナウイルスの感染者が急ペースで増え続けています。きょう(2020年)12月12日(土)に市内の累計感染者数が7000人を突破し、7088人となりました。今月2日(木)に6000人を超えたばかりでしたが、10日間で1000人を超える感染者が発生していることになります。【2020年12月12日22:58記事公開】

横浜市内では今月12月2日(水)に累計6000人を超えたばかりだった

市内では11月から“第3波”と呼ばれる感染者の増加傾向が続いており、11月(30日間)は今年2月以降で月間最多となる1980人の感染者が発生していますが、12月はさらに上回るペースで急増しており、12日(土)までの12日間で1174人の感染者が発生。1日あたり97.8人というハイペースで増え続けている状態です。

1174人の内訳を見ると、14人の「中等症」と20人の「調査中」を除けば、「軽症」または「無症状」であり、263人はすでに退院となっているものの、感染者急増に歯止めがかからないことで、市民生活や経済活動が大きな制約を受けることになります。

市は18区別の感染者数を週に1度のみ公表していますが、12月4日(金)から10日(金)までの一週間だけを見ても、港北区内では68人、都筑区で46人、青葉区が41人、神奈川区も41人と東京都心に近い市内北部エリアでの発生が目立っており、港北区とその周辺では、特に警戒を強める必要がありそうです。

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<横浜市内>1カ月に2000人超、止まらぬ感染は累計6000人を突破(12/2時点)(2020年12月3日、今月2日に6000人を超えたばかりだった)

<横浜市>1日あたりの過去最多を更新、12/11(金)に158人の感染判明(新横浜新聞~しんよこ新聞、2020年12月12日、1日あたりの感染者数も高止まりが続く)

<感染者>港北区が2週最多、都筑区も連続40人超、医療崩壊の懸念も(12/10分)(2020年12月11日)

【参考リンク】

横浜市内の陽性患者の発生状況データ・相談件数(横浜市)※12月10日発表分までの区別感染者数も掲載


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