新川崎駅の駅舎改良や「高崎線」方面列車の停車を――。神奈川県知事が会長をつとめ、横浜市などの県内自治体で構成する「神奈川県鉄道輸送力増強促進会議」は、県内の各鉄道会社への2020年度分の要望をまとめ、その内容を今月(2020年)12月8日に県のホームページで公表しました。
今年度の要望書ではJR東日本に対し、前年度に続いて横須賀線・新川崎駅関連の要望を2点盛り込んでいます。
駅利用者の増加が見込まれることから、駅南側への改札口新設や駅施設の改良を求めるとともに、「湘南新宿ライン」のなかで高崎線と東海道線を結ぶ列車は、新川崎駅が通過となってていることから、停車を要望しました。
このほか、昨年(2019年)11月末に開業した「相鉄・JR直通線」では、鶴見駅への停車と品川・東京方面への乗入れを前年に続いて検討するよう求めています。
県は、これらの要望に対する鉄道会社からの回答を来年4月ごろに公表する予定とのことです。
【関連記事】
・神奈川県などが鉄道会社に要望、“コロナ時代”のサービス維持に配慮求める(新横浜新聞~しんよこ新聞、2020年12月10日)
・<新川崎駅>湘南新宿ラインの停車増や駅舎改良求める、県などがJRに要望書(2017年11月25日)
【参考リンク】
・神奈川県鉄道輸送力増強促進会議のページ(神奈川県)