いよいよ今週末、横浜市初の「オンライン」区民祭り“コアデイ”がやってきます。
新型コロナウイルス感染症対策から、今年(2020年)はインターネットを通じての開催が決定した「ふるさと港北ふれあいまつり」(同実行委員会主催、川島武俊会長)は、今月11月3日(火・祝)からオンラインイベント「2020ふるさと港北ふれあいまつりon-line」としてスタート。
11月23日(月・祝)までの21日間を会期に設定、この間に各出展団体が各自、動画共有サイトYouTube(ユーチューブ)に公開。
11月14日(土)10時から14時30分までは、「コアデイ」として、新横浜3丁目の横浜アリーナ内「センテニアルホール」からの生中継を実施、11時40分からは、「GOGOこうほく商店街」(港北区商店街連合会、酒井誠会長)内のコーナーで、日吉商店街と綱島商店街がそれぞれ新たに約5分間の動画を制作したものを会場で発表すると同時に、オンラインでも配信する予定です。
両商店街の作品は、いずれも慶應義塾大学在学中の小俣絵里佳(えりか)さんがレポート。
それぞれの商店街エリアの名所スポットや飲食店などを周り、商店街の人々とのふれあいのシーンを収録しています。
先月10月25日にロケを行った綱島商店街では、綱島の新名所となった東急東横線綱島駅の新駅舎ビル(綱島西1)や、綱島西口商店街(ウエストアベニュー通り)の日限(ひぎり)地蔵、中華料理 珠鴻(しゅーこう)(綱島西2)や、オムライスのひまわり(綱島西1)、京料理 福們 (ふくもと)(綱島東1)といった飲食店も紹介。
今月11月4日に収録した日吉商店街では、日吉の丘公園(箕輪町3)にはじまり、日吉駅前に位置する5つの通り会(商店会)についてや、イタリア料理 トラットリア アクイロット(Trattoria AQUILOTTO)(日吉本町1)や、ハンバーガー店メイドインハンズ(Made in hands)(日吉2)などについて配信する予定です。
慶應理工学部(矢上キャンパス、日吉3)に在学しているため、日吉や港北区ですごすことも多いという小俣さんですが、「綱島では、思いのほか新しい発掘がたくさんありました。日吉は、学生に向けたお店ばかりでなく、社会人以上の世代でも楽しめる落ち着いた印象の飲食店が多数あることがわかり、新しい印象を持ちました」との感想を述べていました。
ロケに立ち会った綱島商店街連合会の中森伸明会長は、「綱島駅からイトーヨーカドー綱島店までの商店会での撮影を通じて、綱島が“花と水と彫刻のまち”であることについてもアピールしています。約3時間、時間をかけてロケをじっくりと行いました。ぜひ当日は綱島の新しい魅力を感じながらご覧いただければ」と、時間をかけて制作した作品を、「区民祭り」を閲覧する人々に届けたいと熱く語ります。

11月14日(土)10時から14時30分まで開催の「2020ふるさと港北ふれあいまつりon-line」コアデイのタイムテーブルも、同イベントのサイト上で発表されている
日吉の「立ち寄りスポット」についてのプロデュースを行った、日吉商店街協同組合(熊井憲一理事長)の池田紳一郎さんは、「今回の映像は“大人が楽しめる”街のスポットを訪問しました。学生の皆さんにとっても、おそらく新しい発見がいっぱいの日吉の街。多く皆様にその魅力を映像を通じ感じてもらえれば」と、今回の作品づくりへの想いを披露していました。
今回の収録には、日吉と綱島の商店街が「熱きタッグ」を行った上での収録となったとのことで、地域の商店街がつながる一事例としても、「区民祭り」での大きな注目を集めそうです。
【関連記事】
・<レポート>横浜アリーナから生配信の様子は、市内初オンライン「区民祭り」(新横浜新聞~しんよこ新聞、2020年11月15日)※開催当日の様子・リンク追記
・初のオンライン“港北区民まつり”開始、11/23(月)まで動画など順次公開中(新横浜新聞~しんよこ新聞、2020年11月4日)
【参考リンク】
・2020ふるさと港北 ふれあいまつりon-line特設サイト(2020年11月3日~23日開催中、11月14日にライブ配信)