日吉エリアで恒例となっている「男の料理教室」が今月(2020年)8月23日(日)の11時からオンライン上に場所を移して開催されます。今回のテーマはイタリアン。自宅でパスタづくりを実践しながら、そのまま日曜日のランチとして家族にふるまうこともできそうです。
この「男の料理教室」は、2018年に閉館した下田町6丁目の地域交流スペース「よってこしもだ」で人気を集めていた企画で、閉館後も下田地域ケアプラザ(下田町4)に場所を移して定期開催されてきました。“男の”と銘打たれているものの、女性の参加や夫婦で受講するケースも目立っており、男女問わず歓迎しているといいます。
企画するのは「家事も、育児も、そして仕事も出来る男になろう」を合言葉に、家事・育児・ビジネスに含まれる「じ」から名付けたという「男の3Gプロジェクト実行委員会」(黒須悟士代表)。「まずは、生きるために必須である『食べること』に着目して企画した」(実行委員会代表の黒須さん)といいます。
講師にはレストランなどで活躍するプロの料理人を招きながらも、「凝った料理ではなく、スーパーで購入できる食材を使い、調味料も身近にあるもので、誰でも簡単に美味しい食事を作れるようになることを目的」(同)としています。
今回の講師は、中区野毛のイタリアンレストラン「マルコ102」で店長をつとめる下田町在住の浅賀泰三さんで、「ペペロンチーノの作り方」がテーマ。パスタ料理の際に手間となる「鍋」を洗うことを避けるため、フライパンのみでの調理方法をオンラインを通じて学ぶ予定です。
実行委員会代表の黒須さんは、「包丁を初めて握る方から料理好きの方まで年齢や性別に関係なく、料理を学ぶことを通じて地域に知り合いを増やす場にもなっていたので、今は一同に集まれないのが残念」と話す一方、「オンラインでの開催となったことで、講師の指導を画面越しに受けながら、自宅で調理を進めることができるという新たな価値に気付いた」と前向きにとらえます。
開催は8月23日(日)の11時から12時まで、オンライン会議システム「Zoom(ズーム)」を通じて行う形とし、参加費は1人1100円。事前の申し込みと、Zoomのインストール(無料)が必要で、準備する必要がある食材については、事前に主催者から連絡するとのことです。
【関連記事】
・<レポート>美味しい「だし」はどのように取る?下田ケアプラザで男の料理教室(2019年6月21日、昨年行われた「男の料理教室」のレポート)
・シェフから学ぶ「豚肉の調理」、10/20(日)に下田町で“男の料理教室”(2019年10月17日)
【参考リンク】
・8月23日(日)11時~12時「男の料理教室!(女性も大歓迎)」(男の3Gプロジェクト、ページ中ほどに案内と申し込み)
・講師の浅賀さんが店長をつとめる「マルコ102」(中区野毛)の案内ページ(ホットペッパーグルメ)