この夏、初開催の「オンラインラジオ体操」を、地元商店街が熱く盛り上げます。
横浜市港北区と(大豆戸町)と慶應義塾大学日吉キャンパス(日吉4)を拠点とする同大大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM研究科)がきのう(2020年)8月3日からスタート、7日(金)までと、8月10日(月・祝)から14日(金)までの10日間、朝6時30分から6時50分まで実施予定の「オンラインラジオ体操」。
区内に関連の深いプロ・スポーツチームの選手やキャラクター、慶應義塾大学ラグビー部のメンバーも「ゲスト」参加することで話題を集める同イベントですが、地域活動などで慶應ラグビー部との交流を深めてきた日吉駅前の商店街も、今回のイベントのゲストとして8月6日(木)の回に招かれ登場します。
今回のラジオ体操への参加について、日吉サンロード商店会・浜銀通り会の役員で、今年4月から「日吉台小学校まちとともに歩む学校づくり懇話会」会長に就任した厚川隆雄さんは、「学校から地域の歴史、商店街の取り組みなどを知りたいという申し出もあり、大変嬉しく思っていたところに企画が舞い込み、“港北区の小学生のためなら”との想いで、参加協力を行うことになりました」と、ゲスト参加を日吉の商店街として引き受けた経緯について説明します。
厚川さん自身、日吉生まれ・育ちで、日吉台小学校(日吉本町1)の卒業生。日吉の浜銀通りとサンロードの間の日吉2丁目の一角で、昭和30年代の前半に開店し、地域のおもちゃ店として知られた「はとや」(有限会社はとや商店)、はとや跡に立ち上げたパスタレストラン「マリーン」(2018年閉店)の元経営者としても知られる厚川さんが抱く日吉の地域まちづくりへの想いは深く、店舗運営の第一線から退いた後も、その大きな存在感を日吉駅前エリアで発揮しています。
日吉商店街が理念として掲げ実践している「SDGs」(持続可能な開発目標)の3番目の目標「すべての人に健康と福祉を」を今回の取り組みでも掲げていることもあり、8月1日早朝から、日吉中央通り会が、これをアピールする横断幕を日吉駅西口前のアーチに設置し、イベントの盛り上げを行っています。
6日の「オンライン中継」時には、中継場所や、ゲストの「自己紹介コーナー」での商店街アピールにも工夫を凝らす予定とのことで、「子どもたちが地元・日吉の商店街に親しみ、楽しんでもらえる内容にしたい」(日吉サンロード商店会副会長の杉谷拓紀さん)と、区独自で発信する今回のイベント成功に向け尽力する考えです。
【関連記事】
・ゲストや仲間と自宅でつながる、慶應・港北区が初の「オンラインラジオ体操」(2020年7月30日)
・老舗の閉店続く日吉駅前、浜銀通り近くのレストラン「マリーン」も2月末まで(2018年2月14日)※厚川さんが経営していた
【参考リンク】
・「港北オンラインラジオ体操2020夏」~オンラインでラジオ体操・オリジナル体操 & 港北クイズで朝から元気に!(慶應SDM研究科・慶應KPAによる特設サイト)※参加申込先
・スポーツを通じたデータ活用推進~夏休みの朝、人も街も元気に!「オンラインラジオ体操」(令和2年8月3日~14日)(横浜市港北区)
・【公式】日吉商店街@HIYOSHI Marketのツイッター
・HIYOSHI SDGs Action!のツイッター(商店街メンバーが運営)