夏休み前に間に合った、新設・箕輪小の校庭が完成し「使い初め」 | 横浜日吉新聞

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当初予定より1カ月早い、子どもたちにとって「待望」の完成・お披露目となりました。

当初は8月末までを予定していた箕輪小学校の校庭工事は、完成が早まり、きのう(2020年)7月28日に初めて使われることになった

当初は8月末までを予定していた箕輪小学校の校庭工事は、完成が早まり、きのう(2020年)7月28日に初めて使われることになった

今年(2020年)4月に開校した新設校の横浜市立箕輪小学校(箕輪町2)では、開校後も校庭の整備工事が行われてきましたが、当初予定していた8月末日の完成よりも1カ月以上早く完成。きのう7月28日午前、同校の6年生に在籍する児童らが、授業時間内での「使い初め」を行いました。

4月6日に入学式こそ開催できたものの、新型コロナウイルスの影響もあり、児童が登校できたのは6月に入ってから。

幸い、朝降っていた雨も止み、待望の「校庭のこけら落とし」を迎えることに

幸い、朝降っていた雨も止み、待望の「校庭のこけら落とし」を迎えることに

結果的に校庭が使用できない期間が約2カ月間となったものの、校庭開放や放課後キッズクラブでも使用ができなかったことから、待望の校庭の完成が担任から伝えられると、児童らは喜ぶ気持ちを体いっぱいに表現していたといいます。

約3553平方メートルもの広さを持つこの校庭は、「水はけが良くなるよう最新の技術を用いているため、乾きも早くなっています」と、前任校のすみれが丘小学校(都筑区)でも校庭の改修を担当したという、6年生の担任・五嶋裕輝教諭

校庭使用開始を喜ぶ五嶋先生(左)と杉山先生

校庭使用開始を喜ぶ五嶋先生(左)と杉山先生

朝に降った雨もちょうど上がったタイミングということもあり、「天気にも恵まれて良かった普通にあって“当たり前”の校庭ですが、今こうして子どもたちが楽しそうに遊んでいるのが嬉しく、感動しています」と、同じく6年生を受け持つ杉山浩太郎教諭も、夏休み前に早まった校庭の「こけら落とし」の日を迎えられたことを喜びます。

開校準備段階から地域内外を奔走してきた井上強校長も、「開校前から校庭の完成が間に合わないことに心を痛めてきましたが、工事関係者の“職人技”もあり、“順調”以上に工事を進めてもらえたことに感謝しています。コロナ禍での休校など制限もあり、久しぶりに明るい話題を提供できて本当に嬉しい」と、完成したばかりの校庭と児童らを眺めながら、笑顔でその気持ちを語ります。

校庭は伸び伸び遊べるようにと「中央には何も置かない」ように設計されている。両端に砂場があるが、「造形砂場」(写真)と「運動砂場」というようにそれぞれの役割も異なるという

校庭は伸び伸び遊べるようにと「中央には何も置かない」ように設計されている。両端に砂場があるが、「造形砂場」(写真)と「運動砂場」というようにそれぞれの役割も異なるという

児童からも「校庭が広々としている」「遊具が高くて降りるのが大変だった」といった声があがるなど、それぞれが新しい校庭の感触を確認しながら、「使い初め」の時間を楽しんでいました。

夏休み前の今月中は、体育の時間などでそれぞれの学年の児童らが校庭デビューを果たしていく予定とのことです。

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【参考リンク】

横浜市立箕輪小学校サイト

【みのわ日記】7月28日 6年生 念願の校庭(同)


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