<箕輪小が開校>児童の居場所「放課後キッズ」、新校舎で初日スタート | 横浜日吉新聞

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真新しい新校舎に、子どもたちが過ごす「居場所」が設置されました。

開校したばかりの横浜市立箕輪小学校。入学式や始業式に先立ち、子どもたちの「居場所」となる放課後キッズクラブの運営がスタートした

開校したばかりの横浜市立箕輪小学校。入学式や始業式に先立ち、子どもたちの「居場所」となる放課後キッズクラブの運営がスタートした

きのう2020年4月1日、横浜市立箕輪小学校(箕輪町2)が新規開校、入学式や始業式を前に、児童の居場所を提供する「放課後キッズクラブ」が、同日8時30分から19時まで初開所しました。

この日は開門前から利用予定の児童と保護者が約10組ほど来校。昇降口で保護者らに見送られ、同キッズクラブを運営する株式会社理究キッズ(神奈川区、米田正人社長)の社員・スタッフらが出迎える中、新しい「居場所」となるキッズクラブ専用の一室に入り、初となる利用受付を行っていました。

キッズクラブ専用の部屋で、まずはその日の利用受付。窓越しに保護者らが子どもたちを見守っていた

キッズクラブ専用の部屋で、まずはその日の利用受付。窓越しに保護者らが子どもたちを見守っていた

3月下旬に行われた「開設前利用申込」以来、児童を現場で受け入れた運営責任者の杉崎友映(ともみ)さんは、「新設校ということもあり、それぞれ異なる保育園や幼稚園から来ている子どもたちが多いので、(そういった部分を)サポートしていければ」と、新しい環境に少しでも早く馴染めるよう配慮したいと語ります。

同社キッズケア事業部課長の鈴木賢さんは、「とにかく今、皆さんが心配している新型コロナウイルス感染症対策についても、換気や手洗いなどをしっかりと行いながら、安心・安全なキッズクラブをつくっていきたい」と、日々の子どもたちの衛生管理にも努める意向です。

真新しいおもちゃや本を手にとり、子どもたちは思い思いに時間を過ごしていた

真新しいおもちゃや本を手にとり、子どもたちは思い思いに時間を過ごしていた

すでに同キッズクラブに利用登録を行っているのは総勢150人。保護者が就労などの理由を持つ「留守家庭児童」としての利用登録者は72人となっており、初日はそのうち60人が利用。「1、2年生が多め」(杉崎さん)とのこと。

「留守家庭児童」以外の利用開始は、授業が予定通り行われた場合、4月13日(月)からを予定しているとのことです。

新設校ならではのキッズクラブが、一つの新たな「コミュニティ」として、無事に一人ひとりの子どもたちに受け入れていくことが望まれます。

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【参考リンク】

箕輪小放課後キッズクラブ(株式会社理究キッズ)※運営スタッフ募集中とのこと

横浜市立箕輪小学校サイト ※新設・リンク追記

箕輪小学校開校準備委員会(横浜市教育委員会)


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