北山田の横浜国際プールで予定されていたBリーグ“ビーコル”の残り試合は「無観客」で実施され、インターネットで無料ライブ配信が行われることになりました。【2020年3月12日15:50記事公開】（※）3月17日22:20追記：無観客で予定されていた3月21日（土）～4月1日（水）の試合は中止となりました。詳細はBリーグの発表をご覧ください。
3月14日（土）から4月1日（水）までBリーグの試合は無観客で実施されることになった（横浜ビー・コルセアーズの公式サイトより）
新型コロナウイルスの感染対策として、先月（2020年）2月28日から3月11日（水）までの試合を延期していたBリーグは、あす3月14日（土）から4月1日（水）までの試合については、観客を入れずに予定通り開催することを決めました。
今回の試合延期にともなってBリーグは、ポストシーズンとなる日本一決定戦「チャンピオンシップ」の日程や試合数などを変更し、5月9日（土）に「セミファイナル（準決勝）」、5月10日（日）は「B1残留プレーオフ（1回戦）」、5月11日（月）に「ファイナル（決勝）」を横浜アリーナ（新横浜）で行うことを決定しています。
ポストシーズンに合わせるためには、これ以上のリーグ戦延期は難しいと判断し、無観客での試合再開を決断したものです。
「1人でも多くの方にBリーグの試合を視聴してもらい、元気になっていただきたい」（大河正明チェアマン）として、期間中の無観客試合は「B.LEAGUE EVERYWHERE（Bリーグエブリウエア）」と銘打ち、ソフトバンクが運営する「バスケットLIVE」などで無料配信を行う予定です。
無観客実施によってビーコルの本拠地「横浜国際プール」での観戦機会は失われてしまったが、試合はインターネットでライブ中継される
横浜ビー・コルセアーズ（ビーコル）は、本拠地の横浜国際プールで開催予定だった延期分の3試合は4月下旬と5月初旬にトッケイセキュリティ平塚総合体育館で代替開催することを決めています。
また、残る4試合については無観客となったため、2019-20シーズンの横浜国際プールでの開催試合は、現地で観戦することができなくなりました。
一方、プロ野球やJリーグのリーグ戦開幕や試合延期が続くなか、Bリーグが再開し、インターネットでライブ観戦ができるようになったことは、スポーツ試合の正常化へ向けて一つの光明といえそうです。
- 3月14日（土）19:05～：シーホース三河（ウィングアリーナ刈谷＝愛知）
- 3月15日（日）19:05～：シーホース三河（ウィングアリーナ刈谷＝愛知）
- 3月21日（土）15:05～：三遠ネオフェニックス（横浜国際プール）【3月17日中止決定】
- 3月22日（日）14:05～：三遠ネオフェニックス（横浜国際プール）【3月17日中止決定】
- 3月25日（水）19:05～：富山グラウジーズ（横浜国際プール）【3月17日中止決定】
- 3月28日（土）18:05～：三遠ネオフェニックス（浜松アリーナ）【3月17日中止決定】
- 3月29日（日）14:05～：三遠ネオフェニックス（浜松アリーナ）【3月17日中止決定】
- 4月1日（水）19:05～：シーホース三河（横浜国際プール）【3月17日中止決定】
【関連記事】
・政府が大型イベントに中止要請、国際プールのBリーグ「ビーコル戦」も延期に（2020年2月27日）
・＜Bリーグ＞2月はホーム「北山田」で反転攻勢へ、ビーコルが強敵と5試合（2020年1月28日）
【参考リンク】
・【第28節～第32節】B.LEAGUE 2019-20 B1・B2リーグ戦 無観客開催でのリーグ戦再開のお知らせ（横浜ビー・コルセアーズ、2020年3月11日）
・（無観客での試合実施について）B.LEAGUE 2019-20シーズン 新型コロナウイルスの影響による試合開催について（Bリーグ、2020年3月11日）
