地元・港北区に住まい通う「地域の仲間」たちと、オーケストラの演奏体験をしてみませんか。
横浜市港北区で活動するアマチュアオーケストラ・港北区民交響楽団(河本計三団長)と、港北芸術祭実行委員会(堀了介会長)は、来年(2020)年2月29日(土)13時から17時まで(全体練習は15時から)第17回目となる「オーケストラ体験教室」を開催、現在、当日の演奏参加者を募集しています。
当日の会場は港北公会堂(大豆戸町。大倉山駅から徒歩5~6分)。対象は、楽器を保有していて、事前に個人練習が可能な人。全体練習は事前には行われず、開催日に、パート練習やセクション練習を行った後、全体合奏を行うという流れで開催されるとのこと。
演奏する曲目は、ウェーバー作曲の「歌劇『魔弾の射手』序曲」を予定しており、プロ指揮者として活躍する直井大輔さんが指導する予定です。
募集パートは、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、フルート、オーボエ、クラリネット(Bフラット管)、ファゴット、ホルン、トランペット、トロンボーン、ティンパニの各楽器(コントラバスとティンパニは同交響楽団のものを貸与可とのこと)。
応募の申し込み・問い合わせ先の港北区役所文化担当は、「さまざまな楽器の演奏を聴きながら演奏ができて楽しかった」、「生まれてはじめてオーケストラの中で吹くことができた」との声も過去にあったと語ります。
「日頃は1人やアンサンブルで楽器を楽しんでいる方、同交響楽団と一緒に演奏し、みんなで合奏する楽しさを感じましょう。プロの指揮者に指導していただける貴重な機会、多くの皆様のご参加をお待ちしています」(同担当者)と、より多くのエントリーを呼び掛けています。
参加費用は1000円。希望パートの応募人数が多い場合は抽選。来週12月23日(月)まで、インターネット上の申込フォームからのエントリーが必要です。

「オーケストラ体験教室」がきっかけで同交響楽団に入団したという事例も(港北芸術祭25周年記念誌=港北区サイトより)
なお「港北芸術祭」は、区内在住の芸術家らが、「区民に身近な場所で、気軽に文化芸術に親しんでもらいたい」との想いから、1993(平成5)年に実行委員会を結成、以降四半世紀以上にわたり、芸術鑑賞と発表の場として開催されているもの。
同交響楽団(通称:区民響)は、、1986(昭和61)年11月に港北区の呼掛けにより結成、30年以上にわたり活動を継続しているアマチュア団体で、1998(平成10年)から同芸術祭に参加。
約80人が在籍(港北芸術祭25周年記念誌=港北区サイト)。年2回の定期演奏会、また港北区内では毎年夏の恒例となっている同公会堂での「夏休み親子コンサート」などを開催していることでも知られています。
「世代の交代を考えるタイミング」(新団長あいさつ、同交響楽団のブログ・Facebookページ・2018年12月掲載)と河本団長も言及しており、特により若い世代を巻き込んでの、世代を超えた音楽での交流が、今回の演奏体験会でより活発になることを期待したいところです。
【参考リンク】
・港北芸術祭 オーケストラ体験教室(港北区)※申込フォームへのリンク有
・港北区民響と一緒に演奏してみませんか?(港北区民交響楽団のブログ)
・港北区民交響楽団Facebookページ ※オーケストラ体験教室についての投稿も
・アクセス(港北公会堂)