【法人サポーター会員による提供記事です】横浜・元町生まれ、創業半世紀の歴史を紡ぐ老舗パン店が、「一店舗一工房制」で、粉から仕込む焼き立てパンを毎日提供しています。
1969年11月29日、横浜元町(中区)に第一号店(元町本店)をオープン、今年で50周年を迎える老舗パン店「ポンパドウル」(株式会社ポンパドウル、三藤達男社長)。
店名の由来は、18世紀のフランスで芸術と文学を愛し、美食家としても知られたポンパドウル夫人から。
川崎市内でパン店「昭和堂」を経営していた創業者の故・三藤喜一氏は、当時のパン業界で主流だった「大量生産型」のベーカリーの将来に見切りをつけ、 多品種少量生産の「オーブンフレッシュベーカリー」を開くことを決心。
それまでなかった本格的なパンをつくるため、パンの文化が根付く本場・ヨーロッパを視察し、2人のパン職人を、フランスパンとデニッシュの技術指導者として招へい。「パン屋なのかブティックなのかわからない、フランス風の店というものを作りたい」と、青山、自由が丘、麻布十番などの候補地の中から、地元・神奈川県内で、「買い物客が集う商店街」でもある元町を選んだことが、横浜での発祥につながったといいます。
綱島進出のきっかけは、横浜駅(3店舗)以外で、東急東横線沿線での店舗がなかったため。昨年(2018年)3月末のアピタテラス横浜綱島(綱島東4)オープンと同時に、「ポンパドウル綱島店」として出店。
北綱島交差点側の出入口至近に併設されたイートインコーナーは全27席。焼き立てパンをその場で味わえると好評を博しているといいます。
粉から店内の工房で手作り「焼き立てパン」を味わえる
ポンパドウルの最大の特色は、全ての店舗が「一店舗一工房制」を貫いているということ。
売り場に並ぶほぼすべてのパンを、仕込み、一次発酵、分割、ベンチタイム、成形、二次発酵、焼成という複雑な製パン工程において休みなく一貫して行う「ストレート製法」によって作るほか、すべての工程を売り場に併設した工房で行う「オールスクラッチ方式」を採用。
集中工場などで生産した冷凍生地を使用するなどの「ベイクオフ方式」で多店舗展開するパン店が増えている中、ポンパドウルでは、あえて非効率だという「オールスクラッチ方式」を、創業以来守り続けているといいます。
粉から手作りし、窯から出た焼き立てパンを、店頭で購入し、味わうこともできる同店の魅力が、50周年を迎えるにあたり広く知られてきていることから、綱島店での客足も増加傾向に。
既に創業50周年を記念したイベント企画も広く展開しており、子どもたちが描き応募した優秀賞2作品を商品化したという「未来のパンフェア」を11月30日(土)まで開催。
また、創業日にあわせ毎月28日、29日、30日に人気商品を感謝価格にて発売しているという「お客様感謝デー」では、創業当時からのロングヒット商品「チーズバタール」を、特別価格540円(定価626円)で今月(11月)は提供する予定です(手作りのため、数量に限りがあるとのこと)。
「横浜元町」発祥の老舗の味わいを、アピタテラス横浜綱島で。
「ここにしかない」焼き立ての味を求めて来店する人々の期待に応えようと、今日も店内のパン工房は、一つひとつ、同店オリジナルの手作りパンを焼き上げています。
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【参考リンク】
・ショップガイド~ポンパドウル 綱島店(アピタテラス横浜綱島のサイト)
(法人サポーター会員:アピタテラス横浜綱島 専門店会 提供)