岐路に立つ南日吉の「夜店」、10/5(土)今季最終日にマナー向上呼びかけも

横浜日吉新聞

来訪者の増加に伴(ともな)い、南日吉商店街の「夜店」が岐路に立たされています。

慶應SDM研究科により(2019年)7月6日に行われた「子ども向けゴミ拾いプロジェクト」では、ゴミ拾いや夜店の楽しさに対する反響が大きかったものの、ゴミの量についても驚きの声が上がっていたという

慶應SDM研究科により(2019年)7月6日に行われた「子ども向けゴミ拾いプロジェクト」では、ゴミ拾いや夜店の楽しさに対する反響が大きかったものの、ゴミの量についても驚きの声が上がっていたという

横浜市営地下鉄グリーンライン・日吉本町駅周辺の南日吉商店会(日吉本町2~4丁目の一帯)が主催する、毎年、6・7・9・10月の第一土曜日行われてきた恒例の「夜店」が、いよいよ今年(2019年)も、今週末10月5日(土)の夕方17時から20時までの開催で最終章を迎えます。

周辺の子育て世帯層の流入や口コミなどから、ここ最近来訪者は右肩上がりで増えており、「地域を知らない」人も多く来場しているのか、最近では、ゴミのポイ捨てや、一部私有地への立ち入りなども多く指摘されているとのこと。

夜店がスタートした20年ほど前には、「商店街のメインストリートは、当時はほぼ商店主や商業主で、(それらの方々は)自らが“夜店の担い手”として参加していたので、さほど問題にならなかったことでも、今では集合住宅や戸建て住宅が増え、(問題となることが)多く発生してしまうのかもしれません」と、同イベントの責任者で同会会長の小嶋純一さん

今回、やむなく「立ち入り禁止」の貼り紙を作成し、マナーの向上を訴える予定だという。運営を支援してくれるボランティアスタッフも募集している(写真は小嶋純一会長)

今回、やむなく「立ち入り禁止」の貼り紙を作成し、マナーの向上を訴える予定だという。運営を支援してくれるボランティアスタッフも募集している(写真は小嶋純一会長)

今年(2019年)7月6日の回では、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM研究科)の大学院生が、研究授業の一環で初参加した際に「子ども向けゴミ拾いプロジェクト」を実施した背景にも、増加する一方のポイ捨てをなんとかしたいという想いがあったとのこと。

「あの日も、大きなゴミ袋が幾つもパンパンになるほど。同大学院と連携協定を結んでいる港北区の支援があり、ゴミの処理を行ってもらえたのですが」と、そのゴミの量に驚き、前回(9月7日)も、イベントの最中に、ゴミ捨てに関するマナー向上を呼び掛けるアナウンスを巡回しながら行ったといいます。

出店内容やゴミの処理などは各店舗や出店者に一任されている(写真は同商店会内)

出店内容やゴミの処理などは各店舗や出店者に一任されている(写真は同商店会内)

ゴミのポイ捨ては、出店する各店舗に設置されているゴミ箱へ捨てるか、持ち帰りをお願いしているといい、小嶋さんは、「ゴミが落ちていないか、前回の終了後も、少し離れたエリアまで、深夜時間帯にまで巡回することになってしまいました」と、その惨状を嘆きます。

来年、このイベントを、本当に継続して行えるのかどうか。このままでは、“夜店の休止”という、苦渋の選択を迫られてしまうことも想定されると小嶋さん。

「来訪される皆さんにおかれましては、私有地への立ち入りはもちろん、ポイ捨ては決して行わず、購入店舗で廃棄するか、自宅まで持ち帰るようご協力ください。特に子ども同士で来場される場合などには、保護者の方も含め確認をしてもらえたら」と、同商店会では、多く来場する子どもたちや、その保護者に向けても、マナー向上についての協力を呼び掛けています。

「夜店」エリアに一般住宅が増えたのも、以前より運営が難しくなった一因との見方も。「ゴミのポイ捨てや私有地への立ち入りはしないことで、マナーを守り、夜店の運営を支援してもらえたら」と小嶋さんは訴えている

「夜店」エリアに一般住宅が増えたのも、以前より運営が難しくなった一因との見方も。「ゴミのポイ捨てや私有地への立ち入りはしないことで、マナーを守り、夜店の運営を支援してもらえたら」と小嶋さんは訴えている

一方で、慶應大学院生の試みでも明らかになった「運営サイド」での担い手についても積極的に手を挙げてもらいたいといい、「ボランティアで協力いただける方については、特に募集しています。加盟店の皆さんはもちろん、近隣にお住まいの方など、イベントの継続・発展という大きな目標に向け、情報発信なども含めた協力者としてエントリーしてもらえたら」と小嶋さん。

同イベントへの協力についてのエントリーは、寝具店「こじま寝装」(日吉本町3)まで直接アクセスくださいとのことです。

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【参考リンク】

こじま寝装(南日吉商店会のサイト)※ボランティアスタッフのエントリー先(店舗で対応)


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