日吉のグルメバーガー店が3周年、“闘牛士”バーガーや内装リニューアルも

横浜日吉新聞
日吉駅前・サンロードにある日吉のグルメバーガー店「メイドインハンズ(Made in hands)」はこの9月23日で3周年。3階の立ち飲みダイニングもこれを記念し内装をリニューアル

日吉駅前・サンロードにある日吉のグルメバーガー店「メイドインハンズ(Made in hands)」はこの9月23日で3周年。3階の立ち飲みダイニングもこれを記念し内装をリニューアル

法人サポーター会員による提供記事です】日吉のグルメバーガー店が、さらなる飛躍を遂げようとしています。日吉駅西口から徒歩1分。サンロード沿いに、2016年9月にオープンした「メイドインハンズ(Made in hands)」は、今月(2019年)9月23日でオープン3周年を迎えます。

とにかく続けてこられたのが嬉しい」と、独立開業してからの日々を振り返る、代表の阿部和彦さん

飲食店経営の宿命として、毎月、来客数も売り上げも一定ではなく、「今でも(売り上げ的には)大変な月もあります」と、学生がいない時期もあり、また「グルメバーガー」を店の看板としている点でも、店舗運営の難しさを感じることもあるといいます。

オープン当初から独自路線を貫き、日吉近郊の来客を“決して飽きさせない工夫を凝らしてきた。来店客の層はおおむね男女比が半々、学校がある日の平日は慶應の学生の来店も多い

オープン当初から独自路線を貫き、日吉近郊の来客を“決して飽きさせない工夫を凝らしてきた。来店客の層はおおむね男女比が半々、学校がある日の平日は慶應の学生の来店も多い

しかし、何事も創意工夫を凝らす阿部さんらしく、ウィスキークラフトビール(IPA)へのこだわりを披露したり、ある日突然、3階の“スタンディングバー”をオープンさせたりと、顧客を飽きさせない工夫を怠ることなく行ってきた日々。

最も印象深かったことについては、「3日間、連続して来てくれた方がいたこと」と阿部さん。

今でも常連として来店してくださるのですが、ある日はウィスキーを目的に来訪、次の日は日中にハンバーガーといったように、メリハリを付けて、その時々のスタイルでご来店いただけるのが本当に嬉しいですね」と、特に、おおむね6割から7割ほどに達するという“リピーター”が来店してくれることも、一店主として大きな励みになっていると熱く語ります。

記念バーガーは「闘牛士」気分で味わう、1日5個を6日間限定で

3周年記念バーガーの名は、スペイン語で(主役の)闘牛士の意味を表す「マタドール(Matador)」。阿部さんらしい“たくらみ”に満ちた限定商品に仕上がっている(メイドインハンズ提供)

3周年記念バーガーの名は、スペイン語で“闘牛士”の意味を表す「マタドール(Matador)」。阿部さんらしい“たくらみ”に満ちた限定商品に仕上がっている(メイドインハンズ提供)

2周年記念でも、厚切り牛タンやウニソースをあしらった“豪華バーガー”で来店客を魅了した同店。

「3周年は、徹底的に“牛”にこだわりました」と阿部さんが新たに開発した限定バーガーの名は、その名も、スペイン語で“(主役の)闘牛士”の意を表す「マタドール(Matador)」(2000円、価格はいずれも税込)。

学生のリクエストから生まれた、「ひたすら牛肉にこだわった」という定番バーガー「カーニバル(Carnival)」(1600円)をさらに豪華にした雰囲気に仕上げています。

パティは牛肉、バンズとパティの間には牛のレバーペーストを仕込み、さらには「牛タンをトッピングしようかと。牛モモ肉のベーコンも漬け込み、熟成しています。牛すじ牛テール牛モツのイメージなどでアレンジしたデミグラスソースを煮込んで、上からかけてみようか」といった阿部さんらしい“たくらみ”も。

提供日は、あさって9月14日(土)から16日(月・祝)まで、21日(土)から23日(月・祝)までの各3日間、計6日間1日5個まで、各日売り切れ次第終了)の予定です。

3階「スタンディングバー」をシックで落ち着いた空間に

今年4月から同店の3階に新たにオープンした「300円スタンディングバー」でも、今回の3周年を前によりシックで落ち着いた空間にしたいとの店主の思いを反映させ、内装リニューアルを実施しています。

代表の阿部さんは外資コンサルティング会社出身という異色の経歴。オープン当初から独自路線で各メディアでも話題となってきた

代表の阿部さんは外資コンサルティング会社出身という異色の経歴。オープン当初から独自路線で各メディアでも話題となってきた

この空間をオープンさせた時と同様、デザインやアレンジも、すべて「阿部さんの手作り」によるもの。

来月(10月)からの消費増税で、より飲食店には厳しい経営環境が予想されるものの、阿部さんは「300円スタンディングバーは、値上げの予定はありません。税込み価格で、若い世代にもよりご来店いただけたら」と、オープン当初からの好評さを反映し、営業日は毎日オープンできていることも、“伸びしろがある”と自ら評する同スペースの可能性を感じる理由だと説明します。

オープン当初から「外資コンサルティング会社」出身という異色の経歴から各メディアでも話題となり、独自路線で日吉近郊の来客を、決して“飽きさせる”ことがない阿部さんの、“究極のこだわり”を反映させる生き様が織りなす、日々のメニューやドリンクの数々。

4周年を迎えるころにも、きっと新たな客層を開拓し、税率アップにも負けない「本物の味」で、さらに多くの人々を魅了し続けていることでしょう。

【関連記事】

メニュー数をいきなり3倍に、日吉駅前「300円立ち飲みダイニング」の思惑(2019年7月4日)

日吉のハンバーガー店が2周年、“前代未聞の豪華バーガー”を4日間計20個のみ販売(2018年9月13日)※昨年の記事

外資コンサル出身の創業者がこだわる究極のバーガー店、日吉駅近にオープン(2016年10月7日)※オープン時の記事

【参考リンク】

「メイドインハンズ~Made in hands」の公式サイト

「メイドインハンズ」のTwitter

法人サポーター会員:メイドインハンズ~Made in hands提供)


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