綱島東の鶴見川河川敷が「すっきり」、遊歩道の視界遮る雑草や木を伐採 | 横浜日吉新聞

横浜日吉新聞

2018年10月の様子(写真上)と9月2日の様子(写真下)

綱島東1丁目側鶴見川河川敷が少しすっきりとしました。大綱橋から東海道新幹線の「鶴見川橋梁(きょうりょう、綱島東~樽町間)」までの区間で、今年(2019年)8月末までに河川敷に生えていた雑草や一部の樹木が伐採され、遊歩道の見通しが良くなっています。

国土交通省関東地方整備局の京浜河川事務所によると、これまで堤防下の遊歩道の一部に草木がせり出す形で生い茂っていたため、自転車利用者などからカーブ箇所を中心に見通しが悪いといった声が届いていたといいます。

また、河川敷のコンクリートから生えている草木もあり、成長によってコンクリートが破壊されるおそれもあるため、約1カ月をかけて、400メートルほどにわたって木々の一部を残して伐採を行ったとのことです。

遊歩道から川面が見えるようになったことで、釣り糸を垂らす人も見られた。奥に写るのは東海道新幹線の鶴見川橋梁(9月2日)

9月からは、大綱橋付近の遊歩道から川面が見えるようになるとともに、東海道新幹線の鶴見川橋梁まで見通せるようになっています。

(※)この記事は読者の方による情報提供をきっかけに取材を行いました。ありがとうございます。

【関連記事】

<東急新横浜線>新綱島から掘り進むトンネルが鶴見川を越える(2019年8月6日、付近の河川敷や川の地下では相鉄・東急直通線のトンネル掘削が行われている)

<鶴見川>綱島の水位観測もとに国交省が「緊急速報メール」の配信開始(2019年6月25日、付近には水位観測所が置かれ、ライブカメラも)

【参考リンク】

草木の伐採が行われた綱島東1丁目の鶴見川河川敷(グーグルマップ)


カテゴリ別記事一覧