<来年は30回記念>綱島公園「桜まつり」はなぜ生まれたか、2019年開催は3/30(土)に

横浜日吉新聞
今年も綱島公園で桜まつりが開催される。「港北区制80周年」と銘打つが、実際に80周年を迎えるのは来年度(2019年度)。来年3月に30回目の開催となるのに併せて、来年度中に10本程度の桜の植樹を試みる予定(2018年3月開催の様子)

今年も綱島公園で桜まつりが開催される。「港北区制80周年」と銘打つが、実際に80周年を迎えるのは来年度(2019年度)。来年3月に30回目の開催となるのに併せて、来年度中に10本程度の桜の植樹を試みる予定(2018年3月開催の様子)

綱島のまちを彩る「桜まつり」の季節となりました。綱島公園「桜まつり」(綱島地区連合自治会など主催・佐藤誠三会長)は、今年(2019年)3月30日(土)の開催で第29回もの時を重ね、綱島台にある綱島公園多目的広場9時30分から15時まで行われます(荒天時は31日(日)に順延)。

綱島は、かつて温泉街として賑わった街。鶴見川沿いに植えられた桜並木も有名で、多く花見客でにぎわった歴史もあるのですよ」と、故・大谷宗弘さん(前綱島地区連合自治会会長)とともに、このイベントを立ち上げたことで知られる、綱島商店街連合会会長・綱島商店街協同組合理事長で、同イベントの実行委員長を現在も務める中森伸明(のぶあき)さん

綱島「桜まつり」の創始者で、同イベントの実行委員長を現在も務める中森伸明さん。昨年(2018年)6月からは港北観光協会の会長にも就任している。綱島商店街の事務局(綱島西2)で

綱島「桜まつり」の創始者で、同イベントの実行委員長を現在も務める中森伸明さん。昨年(2018年)6月からは港北観光協会の会長にも就任している。綱島商店街の事務局(綱島西2)で

昨年(2018年)6月に、中森さんは港北観光協会会長(事務局:港北区役所内=大豆戸町)にも新たに就任したばかり。

平成を迎えた時代の転換期、元号が変わったこともあり、“地域の皆さんのために、何か楽しめるイベントを開催しよう”と、大谷さんや中森さんが中心となってスタートしたこの桜まつり。

昭和40年代(1965年~1974年頃)に生まれた綱島の子どもたちが20歳になったことを記念した桜の木の植樹が同公園で行われたというエピソードもあり、「桜まつり」のアイデアを思いついたといいます。

来年(2020年)開催で第30回目という記念すべき節目を迎えるこのまつりについて、中森さんらは、歴史を刻む桜の木々と日々時間を重ねていくうちに、綱島を再び“桜の名所”にしたいという思いもより強くなっていったとのこと。

商店街事務局で会長・中森さんと職員の小間和子さん(左)。自治会町内会や社会福祉協議会、そして商店街も交えた街づくりのチームワークが綱島の誇り

商店街事務局で会長・中森さんと職員の小間和子さん(左)。自治会町内会や社会福祉協議会、そして商店街も交えた街づくりのチームワークが綱島の誇り

「今では、それらの木々も、だいぶ老朽化してしまいました。桜を植樹しよう、という取り組みを、連合町内会や商店街が中心となりこれまでも継続して行ってきたのですが、公園の管理者側からすれば、これもなかなか難しいこと。遊び場として平らな場所を確保していることもあり、斜面が多く、せっかく植えた桜も伐採してしまうことが多々ありました」と、安全上の観点からも、桜の植樹が思うようにいかない現実にも直面します。

それでも、「桜」を地域で愛でる活動は、より大きな街づくりのイベントとして継続。綱島の人々に、このイベントや、桜咲く綱島公園がより広く、そして深く愛されてきたことを実感しているとのこと。

地域の人々による出店もイベントの魅力のひとつ(2018年3月)

地域の人々による出店もイベントの魅力のひとつ(2018年3月)

来年度(2019年度)は、いよいよ港北区が区制“満”80周年を迎えることもあり、「区のお祝いのためにも、来年度内に、ソメイヨシノだけではなく、種類も多彩な桜の木々を10本程度、新たに植樹しようという計画を自治会や商店街で練っているところです。区の記念すべき80周年の1年間のうちに、今回は少し太めの苗を購入し、なるべく早く桜の花を楽しめるようにと皆で話し合っているのですよ」と、早くも来年の「正式なセレモニー」(今年は冠に“区制80周年”と謳(うた)っているものの、正式には来年度が80周年にあたる)、そして来たる「桜まつり」30回記念の開催に備える意向です。

桜まつりは港北区役所・観光協会や港北土木事務所、公園愛護会や横浜市花と緑の協会も後援。地元の花ボランティアによる花と緑のブースも(2018年3月)

桜まつりは港北区役所・観光協会や港北土木事務所、公園愛護会や横浜市花と緑の協会も後援。地元の花ボランティアによる花と緑のブースも(2018年3月)

「綱島の花といえば歴史的に引き継がれている“桃”が有名ですが、かつて鶴見川沿いを彩り、今もこのまちに受け継がれている“桜”にも想いを寄せてもらい、その美しさをより多くの人々と一緒に楽しんでもらえたら」と、桜の“夢”より広く共有できる日を、今から心に描く中森さん。

同まつりの開始は9時30分からですが、9時20分より本部テント脇で綱島囃子(はやし)、9時30分からはステージで筝曲(そうきょく=琴)を披露予定。開会式は9時45分より。ステージでのアトラクションは10時30分から14時45分まで行われる予定です。

<ステージでのアトラクション(予定)>

  • 綱島小学校 ことクラブ
  • Fly Betty(キッズストリートダンスサークル)
  • HOLO HOLO~ホロホロ(フラダンス)
  • メガロスクロス綱島キッズダンススクール
  • 流し歌手 ファンキータヌキ
  • 綱島よさこい塾
  • 静穂会
  • 綱島太郎(たろう)~新綱島音頭
  • HEARTIES Junior(綱島カルチャーセンターチアリーディングクラス)
  • 港北阿波おどり連盟
  • お楽しみ抽選会
  • SUZY dance crew(ダンス)
  • 若山流(舞踏)
  • KIDS DANCERS(幼児~中学生によるダンス)
  • カトレアの会(フラダンス)
  • M’s DANCE キッズチアダンス
  • 国際アラビアンダンス協会(ベリーダンス)
  • ジュニア ジャザサイズ(洋楽に合わせてのダンス)
  • M’s DANCE 霜降り(大人ダンスチーム)
  • WONPER CREW~ワンパークルー(年少から中学生までの踊り)
  • カラオケ大会

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<開港資料館>綱島温泉を発見したのは誰か、戦前までを振り返る研究を発表(2018年3月19日)※東急(東京横浜電鉄)が綱島の桃や「温泉とお花見 五十銭で一日遊べる」といったフレーズで桜もPR、“自然を売り”にしていた歴史に言及

【参考リンク】

【区制80周年記念】3/30(土)綱島公園「桜まつり」開催します!(綱島もるねっと)

綱島桜まつり(港北区地域振興課)

綱島桜まつり(港北観光協会)

NO.11 桃と桜の花見客で賑わう綱島(とうよこ沿線)※花見客で賑わっていた頃の綱島の歴史。昭和5年に東横電鉄(現東急)が配布した沿線マップの一部にも桜並木が描かれている


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