開業15周年迎える綱島M工房、時代・世代を越えて「ハンドメイド」のぬくもりを | 横浜日吉新聞

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法人サポーター会員による提供記事です】手作り雑貨を作る喜び、そして販売する楽しさを――綱島駅から徒歩約8~9分、イトーヨーカドー綱島店(綱島西2)や綱島小学校(綱島西3)からは徒歩約5分の場所にある手作り雑貨店「HANDMADE ART BOX(ハンドメイド・アートボックス)M工房」(綱島西2)は、今年(2019年)7月3日(水)にオープン15周年を迎えます。

今年7月に開店から15周年を迎える手作り雑貨のギャラリーショップ「HANDMADE ART BOX(ハンドメイド・アートボックス)M工房」。オーナーの小泉美菜さんに、女性経営者として同店を運営してきた日々について話を聞いた

今年7月に開店から15周年を迎える手作り雑貨のギャラリーショップ「HANDMADE ART BOX(ハンドメイド・アートボックス)M工房」。オーナーの小泉美菜さんに、女性経営者として同店を運営してきた日々について話を聞いた

「長かったような、短かったようなという気持ちです」と語るのは、同店のオーナーであり、ハンドメイド作家でもある、綱島在住の小泉美菜さん

同店内の「ボックスショップ」を利用し販売する約60名の常時ボックス出展会員、そして今年2月末に累計での(出展)会員数が500名を越えたことへの感謝の想いを抱いているといいます。

2004年のオープン以来、ハンドメイド作品を販売するためのボックス利用も、出展者が販売する手作り雑貨の売り上げも「右肩上がり」でしたが、大きな転換期となったのが、2008年に訪れたリーマン・ショック(世界的な金融危機)。

モノを買わない人が増えました。しかし、時代が変わったと感じながらも、自分たちが作ったものをリアルで発表する場、そして販売する機会を、多くの会員の皆さんが必要とされているのを感じています」と、そのモノの中に込められた“作り手”の想いを、“買い手”に届けたいという使命感を、日々感じながら同店を経営していると小泉さんはその想いを打ち明けます。

特に届けたいと感じているのが、ハンドメイド作品ならではの“ぬくもり”

ワイヤークラフトの講師としてイベント・催事などでも活躍している小泉さん。3月9日(土)に放映予定の地域情報番組「サタデーイッツコム」(前編)のテレビ取材も受けている

ワイヤークラフトの講師としてイベント・催事などでも活躍している小泉さん。3月9日(土)に放映予定の地域情報番組「サタデーイッツコム」(前編)のテレビ取材も受けている

小泉さん自身、2015年10月に日本ワイヤークラフト協会グランディール(埼玉県川越市)の認定講師資格も取得し、ワイヤークラフト講師としてイベント・催事などでも活躍していることもあり、「ハンドメイドがとにかく楽しい、面白いという想いも、多く皆さんと共有していきたいですね」と、同店内で開催しているワイヤークラフト講習会などでも、綱島や港北区近郊の人々、そして評判を聞きつけて来店するという関東近郊など遠方からの来店客にも、その楽しさや魅力を伝える日々とのこと。

決してこのエリアでは多くない女性経営者として、長く店舗を運営するコツについては、「常に新しいものを取り入れることでしょうか」と小泉さん。

昨年(2018)年1月に開設した同店のLINE@(ラインアット)「M工房通信」は、3月4日現在で「友だち」登録数が154人に。先月(2月)からはホームページのリニューアルにも挑戦しています。

新規出展者へのサポートもより力を入れていきたいといい、今月は明日(3月)6日(水)、16日(土)10時から11時まで、「出展説明会」(参加費500円・価格は全て税込、ホームページのメールフォームまたは電話での事前予約要)を開催する予定です。

店内中央テーブル付近を中心に行うテーマ展として、2月12日から3月9日まで、「トキメキ・バッグ&袋もの展」を開催中。「オーダーメイドを承ることが可能な場合もあります。ご相談ください」と小泉さん

店内中央テーブル付近を中心に行うテーマ展として、2月12日から3月9日まで、「トキメキ・バッグ&袋もの展」を開催中。「オーダーメイドを承ることが可能な場合もあります。ご相談ください」と小泉さん

出展説明会は、値札の役割や付け方などのコツを伝授する「作品販売の小技プチセミナー」付きで実施。

来週(3月)11日(月)10時から12時までは、フォトグラファーTaekoさんによる「作品撮りフォトレッスン」(受講料3000円)も開講するなど、「初めて商品を販売する方でも安心していただけるよう、サポートの充実をはかりたいと思っています」(小泉さん)とのこと。

また、「15周年記念新規出展キャンペーン」として、今年5月末日(31日)までのボックス契約者は、半年(6カ月)の契約で2カ月分のボックス使用料金を無料3カ月の契約で1カ月分を無料とするサービスを行っています。

「この機会に、ぜひまずは出展説明会へ来場ください。定員も4名までなので、アットホームな空間で、出展のノウハウをお伝えできれば」と、小泉さんは、出展説明会や各イベントへの参加、そして多くの来店を呼び掛けています。

新学期や春感じる「特別展」、イッツコム「綱島特集」でも放映予定

現在、同工房では、店内中央テーブル付近を中心に行うテーマ展として、2月12日から3月9日(土)まで、「トキメキ・バッグ&袋もの展」を開催中。

2018年1月からLINE@で配信している「M工房通信」も友だち登録が154人に。こまめな情報配信が人気

2018年1月からLINE@で配信している「M工房通信」も友だち登録が154人に。こまめな情報配信が人気

「入園・入学、新社会人、転職など、大人も子どもも生活が変わる春。新生活に役立つバッグや袋ものが集まっています。一部オーダーメイドを承ることもありますので、ハンドメイド作品に関してお困りことやリクエストがあれば、ぜひご相談ください」と小泉さん。

また、今月(3月)19日(火)から同30日(土)までは、樹脂粘土アクセサリーを製作しているBlue Rose(ブルーローズ)さんが、スターダスト☆mikasha(ミカシャ)さんとの初のテーブル個展「春だ!おしゃれをして出かけよう!樹脂粘土とラメシールのお店~MIYA美・2人展」を開催する予定です。

今週末(3月)9日(土)、同16日(土)に、東急線の沿線情報を放映するケーブルテレビ「イッツコム」で放映される「サタデーイッツコム~新たな時代をむかえる人情味あふれる街・綱島特集」(9時30分~11時)でも、前編の9日放送分で同店が撮影取材を受けています。

小泉さんは、「より地域に根差し、より気軽に皆さんに来店いただけるスポットになるよう努めていきたい」と、より広く、また深く綱島・港北区周辺エリアで親しまれる店を目標に、これからも日々活動していく予定です。

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60人の手作り雑貨に出逢える綱島「M工房」、心に残る作品探す場に(2017年8月25日)※同店の創業エピソードなど

【参考リンク】

HANDMADE ART BOX M工房の公式サイト

3/9(土)まで「トキメキバッグ・袋もの展」開催中!(綱島もるねっと)

3/9 サタデーイッツコム放送予定【滝本沙奈の沿線まちあるき】綱島<前篇>(イッツコムのサイト)

フリーマガジン「iTSCOMテレビガイド」(イッツコムのサイト)※サタデ―イッツコム「綱島」まちあるきの紹介など

法人サポーター会員:HANDMADE ART BOX M工房提供)


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