2018年の「自治会・町内会」加入率は0.5%減の67.3%、増え続ける世帯に追いつけず | 横浜日吉新聞

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今年(2018年)4月現在の港北区内における「自治会・町内会」への加入率は前年と比べ0.5%減の67.3%となりました。加入世帯の数自体は増えているものの、増え続ける世帯数に追いついていない状態が続いています。

2018年4月現在の横浜市内における区別の自治会・町内会加入率(横浜市市民局が横浜市会に提出した資料より)

港北区の世帯数は、前年と比べ1648世帯増16万7341世帯となりましたが、自治会・町内会の加入世帯数は、246世帯増11万2656世帯にとどまりました。

港北区の67.3%という加入率は、前年に続いて都筑区(63.0%)や中区(63.4%)、西区(65.5%)に次ぐ「ワースト4位」は変わりません。神奈川区の69.1%も含め、都心に近い北部エリアと横浜中心部の区は軒並み60%台の数値となっています。

なお、横浜市の平均加入率は73.4%で、もっとも加入率が高かったのは栄区の82.3%(前年比0.4%減)でした。

横浜市が作成している加入促進用のポスター(横浜市サイトより)

港北区では、加入率の向上に向けた取り組みとして、「広報よこはま港北区版」(1月)で加入促進記事の掲載や「港北区ふれあいまつり」(10月)での広告掲載に加え、1月の「港北駅伝大会」や2月の「大倉山観梅会」における広告協賛、新聞購読者を対象に折り込まれている無料情報紙「タウンニュース」への加入促進記事の掲載といった施策を行っているとのことです。

【関連記事】

加入世帯増も「自治会・町内会」の区内加入率は67.8%で微減、新住民への対応が鍵に(2017年12月23日)

【参考リンク】

港北区連合町内会


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