医師も増員のアピタ内クリニック、30代でも珍しくない「高血圧」対策呼び掛け

横浜日吉新聞

法人サポーター会員による提供記事です】30代でも珍しくない「高血圧」に早めの対策を――通常、無症状で、血圧を測定しないと判断ができない「高血圧」

同院の診察室に設置されている血圧計

同院の診察室に設置されている血圧計

30代の高血圧での受診者も、珍しくありません。比較的、当院の場合は若い方が来院されることもあり、40代から50代と受診者が増え、50代が最も多くなっています」と、綱島SST(Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン)内・アピタテラス横浜綱島内「ハート内科クリニックGeN横浜綱島」院長・源河朝広さんは、年代を問わず、日々の生活における「高血圧」対策が重要と訴えます。

内科医、そして循環器専門医としてこの地に医院を開設した源河さん。「“血圧が高い”というだけですぐに問題が起きるわけでなく症状もないことから、その管理と治療が先延ばしにしてしまうことが多く、動脈硬化脳梗塞(こうそく)、心筋梗塞をはじめとしたさまざまな合併症が起きて始めてから、原因の一つは『高血圧』と判明することも少なくないんです」と、血圧が高い状態が続かないようにすることの大切さについて説明します。

同院の診療方針は、基本的に米国心臓協会・米国心臓病学会および日本高血圧学会のガイドライン最新版に準拠している(同院サイト・高血圧症のページより)

同院の診療方針は、基本的に米国心臓協会・米国心臓病学会および日本高血圧学会のガイドライン最新版に準拠している(同院サイト・高血圧症のページより)

日本での最新の高血圧基準は「140/90mmHg(診察室測定)」または「135/85mmHg(家庭測定)」(収縮期血圧(最高血圧)と拡張期血圧(最低血圧)の値)以上となっており、「最高血圧が130 mmHg台でも、『正常高値』と、“高い”という判断となります。「130/80mmHg未満」を原則的な『降圧』目標数値とし、治療することが必要なんです」と、欧米など、世界的な水準に準拠する形で、日本でも高血圧の基準の値や治療目標値が下がっていること、その判断を見誤ることないようにとの注意も喚起します。

「高血圧」になる要因としては、遺伝や体質、食生活や塩分、運動不足などの生活習慣など、複合的な理由が考えられており、現代医学では、高血圧そのものを「治す」ことはできないと言われています。

しかし、今は「100年人生」と言われる時代。「近年の研究から、できるだけ早い段階で“血圧をコントロール”することで“重大な病気を予防し得るという結果が明らかになっています。高血圧を正しく理解し、“積極的にその管理・治療を行う”ことは、“将来に保険をかける”(心筋梗塞や脳卒中を予防する)ことであり、健康寿命を伸ばすことにつながるんです」と、源河さんは、健康的な日常生活を営むためにも、高血圧への認識を持つこと、その治療を、できる限り早めに受けてもらいたいと語ります。

高血圧での通院者に「家庭血圧記録ノート」を配布している

高血圧での通院者に「家庭血圧記録ノート」を配布している

米国心臓協会(AHA)、米国心臓病学会(ACC)と、日本高血圧学会(東京都文京区)のガイドライン最新版に準拠しているという同院では、より詳細な治療のアプローチについてもホームページ上に公開し、特に30代、40代、そして50代が最多という「高血圧」での受診者への治療を行っています。

特に「生活習慣」については日頃から見直してもらいたいと源河さん。「若いからといって油断は禁物です。体重過多の場合は少しでも減量を。また、世界保健機構(WHO)が指摘する“1日5g”までといった、塩分摂取の大幅な削減(減塩)、可能な限りの“運動”や、喫煙や過度な飲酒をやめること、何より日頃のストレスがかかる状況をなくすことなども大切です」と、“より健康に長生き”するための、若い頃からの生活習慣の改善の必要性を、強く訴えています。

「睡眠時無呼吸症候群」も専門の医師が水曜午前に診療開始

今年(2018年)4月に開院して以来、受診者が増加していることから、同院では、今月(2018年)11月21日より、水曜午前中の担当医(増員)として、新たに一般内科循環器内科睡眠時無呼吸症候群などを専門とする女性医師・江口夕(ゆう)さんが着任しています。

院長の源河朝広さん(右)と、新たに医師として着任することになった江口夕(ゆう)さん。江口さんは水曜日の午前中に勤務する予定。白衣を纏(まと)わないのは「よりリラックスして診察を受けてもらいたい」という同院ならではの配慮からだという

院長の源河朝広さん(右)と、新たに医師として着任することになった江口夕(ゆう)さん。江口さんは水曜日の午前中に勤務する予定。白衣を纏(まと)わないのは「よりリラックスして診察を受けてもらいたい」という同院ならではの配慮からだという

江口さんが学生として通い、源河さんが勤務していた東海大学医学部時代からの縁での着任となったもので、子育ても行いながら女性医師として医療現場で活躍してきた江口さん。

循環器内科の日本最高レベルとも言われる榊原記念病院(現在東京都府中市、当時は新宿区)、聖マリアンナ医科大学ハートセンター(川崎市宮前区)での勤務や、アメリカ・ボストンのハーバード大学ゴーカン(Gokhan)研究室に在籍した専門分野でのキャリアも活かし、今後診療に当たる予定です。

特に聖マリアンナ医科大では、女性医師やスタッフが働く環境整備にも力を注いできたということで、「院内保育園や、病児保育の設置にも奔走しました。女性らしい目線で、受診される皆さんと向き合っていけたらと思っています」と、出身地が沖縄という縁でもつながる源河さんとの新たなコンビネーションで、これからの診療体制の強化に努める予定です。

「内科、心臓疾患で、どうしても男性医師にはかかりにくい、という方にも来院していけたら」と江口さん。

働く世代や子育て世代が多く流入している日吉・綱島・高田エリアで、女性の専門医が誕生することになった同院の新たなチャレンジに、より一層の注目と共感が集まっていきそうです。

【関連記事】

<日吉・綱島の専門医が語る>冬に向け増える“心臓の病気”、20~30代の受診者も(2018年11月1日)

NY留学や離島での経験も、綱島・日吉の将来見据えアピタテラスに新クリニック(2018年6月13日)*オープン時の記事

【参考リンク】

ハート内科クリニックGeN 横浜綱島の公式サイト

高血圧症(同サイト)

法人サポーター会員:ハート内科クリニックGeN 横浜綱島 提供)


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