<日吉・綱島の専門医が語る>冬に向け増える“心臓の病気”、20~30代の受診者も

横浜日吉新聞

法人サポーター会員による提供記事です】いよいよ冬がやってきます。寒くなると増える「心臓の病気」心臓の鼓動を強く感じる動悸(どうき)がしたり、階段や坂道などで息切れがひどい呼吸困難や、胸が痛くなる胸痛(きょうつう)に襲われたりする人は、寒さも厳しい冬時期に増える傾向があります。

ハート内科クリニックGeN横浜綱島の診療科目は、内科、循環器内科、脂質代謝・糖尿病内科となっている

ハート内科クリニックGeN横浜綱島の診療科目は、内科、循環器内科、脂質代謝・糖尿病内科となっている

綱島駅と日吉駅の間にある綱島SST(Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン)内にあるアピタテラス横浜綱島内に今年(2018年)4月オープンした「ハート内科クリニックGeN横浜綱島」院長・源河朝広さんは、風邪や体調不良などの内科診療のほか、循環器内科でのキャリアを積んできたこともあり、高血圧を含む心臓・血管疾患の検査や治療、その予防に関する診察や専門的な診療も行っています。

「心臓」の英語(ハート)を冠した医院としてこのクリニックを立ち上げたこともあり、「人間の循環器の中でも中心的な役割を担う心臓の病気や、心臓発作や脳卒中の原因となる高血圧・脂質代謝・糖尿病内科での診察を目的とする受診者は、日吉・綱島・高田からは少し離れたエリアや、(源河さんが以前勤務していた)旭区や瀬谷区などの遠方から来院するケースも増えています」とのこと。

時に、救急搬送などで緊急の対応が必要なこともある心臓の病気。「実は、心臓の病気に関しては、当院に来院する方で、もともとの疾患がある方はわずか2~3割程度。初診の方の比率のほうが高い状況(2018年10月現在)」と、誰にとってもかかりうる病気であると源河さんは注意を喚起します。

医院入口に掲示している診療案内。内科以外の診察、特に既往症がない人が来院するケースも多いという

医院入口に掲示している診療案内。内科以外の診察、特に既往症がない人が来院するケースも多いという

また、「心臓病については、高齢者がかかる病気というイメージだと思いますが、当院の受診者の多くは、40~50代の方。また、高血圧や脂質異常症や糖尿病などは30代の方も多く、糖尿病においては、早い人だと20代後半からかかってしまった人も。例え20代、30代であっても、心臓の病気や、その原因となる高血圧・糖尿病・脂質異常症(高コレステロール血症)といった生活習慣病と言われる病気には注意が必要です」と、源河さんは、例え20~30代であっても、時に突然「重症化」することもあるという原因リスクが存在していると指摘します。

例えば、糖尿病は無症状ですが、「口がやたらと渇く口渇(こうかつ)とその結果として毎日3〜5リットル以上も水を飲む多飲(たいん)、その分排尿も多くなる多尿(たにょう)といった症状、またダイエットしていないのに、体重が急激に減る、といった症状が現れます。これらの症状が現れると病状はかなり進んでいることが多いので、早急な検査と治療が必要です」と、一度発病してしまうと治すことはできず、定期的に通院し、食事制限と運動や薬などでコントロールする必要があるといいます。

また、脂質異常症も、「自覚症状が全くないため、放置すると動脈硬化が進行して起き、突然の心筋梗塞(こうそく)、また脳梗塞といった事態にもなりかねないのです」と、無症状のため、病気にかかっているのかが全く分からず、重大な病気を起こして初めて気がついた、といったリスクについても言及します。

年1回は定期健診を、自らに合った方法で“運動習慣”も

それでは、心臓病や生活習慣病を防ぐにはどうすればよいのでしょうか。

血圧は自分自身で測れるが、糖尿病、脂質異常症は、血液検査をしないと見つけることができない(写真はイメージ)

血圧は自分自身で測れるが、糖尿病、脂質異常症は、血液検査をしないと見つけることができない(写真はイメージ)

源河さんは、「まずは健康診断を定期的に受けること。血圧は自分自身で測ることもできるのですが、糖尿病、脂質異常症は、血液検査をしないと見つけることができないので、最低でも年1回の定期健診は必ず受診してもらいたいと思っています」と、定期的な健康診断の受診の重要性を訴えます。

次に「運動」をすること。源河さんによると、健康のための「運動」は、スポーツをすることばかりを指すのではなく、「身体をいつもより動かす」こと。

とりわけ、冬はつい外出も億劫になり、身体を動かす機会が減りがちな季節。運動をするための時間を“わざわざ”割くのではなく、「いつも歩いている歩数にプラスして歩く、いつもより身体を動かしてみるなどの試みを、習慣として続けることが大切です」と、一日100歩ずつプラス、最終的には8000歩~1万歩、というように、万歩計(スマートフォンにもアプリがあるとのこと)を活用するなどして、少しずつ運動する機会や活動量を増やすといった取り組みが有効だといいます。

脂質異常症や糖尿病の予防のためにも、同院では定期的な健康診断の受診を呼び掛けている

脂質異常症や糖尿病の予防のためにも、同院では定期的な健康診断の受診を呼び掛けている

また、より大切だというのが「生活習慣」を整えることで、「若い糖尿病患者の方でも、食事療法でコントロールできているケースもあります。まさに食事や活動的な生活、充分に睡眠をとることなどは、やはり大切なのです」と、単身者ばかりでなく、家族がいる人であっても、食事の取り方などによっては糖尿病になってしまうケースもあるので、常日頃から生活習慣・食事習慣には気を配ってもらいたいと源河さん。

面倒だから、今元気だからと、検査や生活習慣の改善を先送りにせず、心臓疾患にも負担が大きいたばこも止めるといった対策も必要です」と、源河さんは、より健康的に生活していくための健診の受診や、生活習慣の改善といった、個々の対策強化を呼び掛けています。

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NY留学や離島での経験も、綱島・日吉の将来見据えアピタテラスに新クリニック(2018年6月13日)※源河朝広院長の経歴も記載

【参考リンク】

ハート内科クリニックGeN 横浜綱島の公式サイト

法人サポーター会員:ハート内科クリニックGeN 横浜綱島 提供)


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