綱島街道沿いの箕輪町1丁目で、約半世紀の歴史を持つ読売新聞の販売店が「相鉄・東急直通線」の工事によって店舗を閉鎖し、今月(2018年10月)29日から日吉本町駅に近い南日吉商店街の日吉本町3丁目へ移転しました。今後、移転跡地には地下横断通路が設けられる計画です。
読売新聞の販売店「読売センター日吉(YC日吉)」は、関係者によると開業時期は相当に古く、これまでに約半世紀の歴史を持つといい、箕輪町と日吉町の全域、日吉本町1~4丁目の一部、下田町1~2丁目などで読売新聞と神奈川新聞などの販売と配達を担当しています。
現在、同販売店の周辺では相鉄・東急直通線の建設工事が行われており、この付近はちょうど相鉄直通線がトンネルへ出入りする場所にあたります。
同販売店の脇には、東横線が2001年に高架化された後、「日吉第1架道橋」と名付けられた通路が設置され、綱島街道と箕輪町3丁目を連絡する道として活用されてきました。しかし、2016年11月には相鉄直通線工事で同通路は廃止され、現在は仮設的に歩行者のみが通行できる状態です。
今後、東横線と相鉄直通線の2つの線路を越えるためのエレベーターと地下横断通路を新設する計画があり、同販売店の敷地が必要となることから移転となったものです。
なお、読売センター日吉は、日吉本町3丁目へ移転後も通常通り営業しています。
【関連記事】
・東急高架下くぐる箕輪町の「日吉第1架道橋」を11/1(火)廃止、相鉄直通線の影響で(2016年10月17日)
・綱島街道を眺めて半世紀、旧アピタ前のバイク店が鉄道工事影響で4月閉店(2017年2月13日、「日吉ホンダモーター」も工事によって閉店後に移転)
【参考リンク】
・箕輪町1丁目にあった「読売センター日吉」の場所(グーグルマップ)