【法人サポーター会員による提供記事です】地域ぐるみで感染予防を――アピタテラス内のクリニックで、予防接種を受けることができます。
今年(2018年)4月に開院した「ハート内科クリニックGeN横浜綱島」(綱島東4、源河朝広院長)では、6月21日から予防接種のインターネット予約も開始。
高校生以上を対象に、季節性インフルエンザや、ムンプス(おたふくかぜ)、水痘(水ぼうそう)や風疹(ふうしん)・麻疹(ましん・はしか)風疹混合(MRワクチン)、肺炎球菌、A型肝炎、B型肝炎、破傷風トキソイドなどの予防接種を自費で実施しているほか、高齢者インフルエンザ、成人用肺炎球菌ワクチンなど、横浜市の公費負担による接種も一部可能です。
同クリニックでは、ワクチンによる予防接種は、本人だけでなく、家庭内や学校、職場などの組織・団体、また地域コミュニティにとっても「非常に重要な医療」(源河院長)と位置づけているとのこと。
源河院長は、「予防接種には<個々人の感染予防>と、<ある集団内での感染拡大の予防>という2つの意味合いがあります。予防接種によってひとりひとりの感染予防が100%にならないとしても、多くの方が受けていれば集団としての感染率が低下することは医学的に示されており、感染が家庭内から学校・職場そして地域への拡大を予防できるのです」と、予防接種で個人の感染予防ばかりでなく、「地域ぐるみ」「集団」での感染拡大を防ぐことの大切さを指摘します。
予防接種を受けるかの判断に役立つ「抗体検査」も実施
一方で、ワクチンにはその予防効果にそれぞれ違いもあり、「残念なことですが、ワクチン接種による副作用や副反応が起きる可能性もごくわずかですがあります」と源河院長。
「これらも含め、十分な説明とご理解に基づいた予防接種を行います。説明を受け検討した結果、予防接種を受けないという判断も一つの選択肢であり、そのことも尊重いたします」と、それぞれの予防接種の特徴についても、説明を行った上での接種を行うとしています。
同医院では、予防接種を受ける必要があるかどうかの判断に役立つ「抗体検査」も実施(自費、検査料のほかに診察料3240円)しており、「すでに感染したことがあるのか、予防接種を受けたことがあるのかが曖昧(あいまい)であるとき、これらの検査を受けることで予防接種の必要性を判断できます」(源河院長)とのこと。
なお、肝炎ウイルスと梅毒検査に関しては、検査当日に結果が出ますが、その他の検査に関しては、結果が出るまでに最短で3~4日かかるため、後日再診しての説明になるとのことです。
接種可能なワクチンや抗体検査に関しては、同院のサイト上で公開中。ネットで予約は希望日の5日前から約2カ月20日先まで対応しています。
インフルエンザ(2018年)の予防接種については、10月下旬から接種予約を受け付ける予定です。
【関連記事】
・インフル回避の医学的な見地とは、アピタテラスでの予防接種は10/9(火)から(2018年10月3日)※リンク追記
・アピタテラス内クリニックが「即日健診」の試み、問診を含め平均80分で(2018年8月9日)
・NY留学や離島での経験も、綱島・日吉の将来見据えアピタテラスに新クリニック(2018年6月13日)
【参考リンク】
・予防ワクチンと抗体検査(ハート内科クリニックGeN 横浜綱島)※インフルエンザ予防接種は10月9日(火)から開始(2018年9月30日追記)
・予防ワクチンと抗原・抗体検査~詳細(ハート内科クリニックGeN 横浜綱島)
・ワクチン接種、大人も忘れず 高齢者は肺炎など用心(NIKKEIプラス1)
(法人サポーター会員:ハート内科クリニックGeN 横浜綱島 提供)