【法人サポーター会員による提供記事です】酷暑で葬儀が増える状況でも、核家族化からか「簡素」な見送りが増えているとのことです。
日吉・高田、そして綱島エリアを地盤とする「葬儀のりょうしん」(高田西2)では、この夏の酷暑により、「多くの方々を見送りましたが、この夏も、近年の傾向としての“簡素な見送り”、すなわち、セレモニーを行わず、火葬のみ執り行うケースが増えています」と、同店の代表・菅野(すがの)信一さんは、近年の葬祭事情について言及します。
「やはり、子が独立をし、夫婦のみなど、少人数の世帯が増えているからでしょうか。また、平均寿命が伸びていることにより、勤務先をリタイアされてからの人生期間が長く、いわゆる“仕事の現役世代”でない方が増えているのも大きいのかもしれません」と、少子高齢化社会や、また地域社会のつながりの希薄化もあるのか、「近親者のみ」という葬儀も増えていることを感じるといいます。
特に、急に生命を失いかねない熱中症などの「準備もない中」での旅立ちとなる場合、「故人の急逝をどのように伝えるのかも、難しい時代になりました」と、今では、早くても「喪中はがき」で故人の死を知るのことも珍しくない時代に。
「若い方であれば、喪中はがきも出さない世代も増えているのでしょうか。死を伝えないことで、“知らせてもらえない”側の想いが、満たされないのではと感じることもあります」と、近親者のみの火葬、という世相を理解しながらも、「セレモニーを行うことで、“死を伝えられる”メリットもあるのです」と、菅野さんは、簡素な見送りが増えている中、「あえて」セレモニー形式での葬儀を、大掛かりに行うことの大切さを感じているといいます。
通夜・告別式を企画することで、「故人との面会」を、縁(ゆかり)ある人々が果たせるばかりでなく、“意外なところでつながっている”人との再会の場ともなる式を実施することで、「知らなかった、と後に悔やまれるよりも、故人を見送りながら、様々な人と人とのつながりも再認識していただけたら」(菅野さん)と、人と人とのつながりがより「見えにくい」時代だからこそ、セレモニーの企画・実施を手伝いたいとの想いも強く抱いているとのこと。

ケータリングでの料理手配は、木村商事グループのザ・ニューオークラ(樽町4)と提携している
同店では、会場利用料や料理手配などを除いたプラン一式を「りょうしんプラン」(税別55万円~)で実施可能だといい、「地域密着の観点から、一般市場価格よりも割安感を感じていただける設定にしています。基本セット内容として、式壇一式や枕飾り、会葬礼状(50枚)、棺一式、遺影写真、遺骨飾り、納棺用品一式、収骨容器、寝台車や受付・記帳用具、焼香具(線香・ローソク)を用意しています。式の進行や火葬場案内、諸手続き代行も行っていますので、安心して任せていただければ」と、基本セットにプラスしてのオプション(ギフトや料理手配、生花祭壇や白木祭壇作成、希望会場での式の執り行い、法事、仏壇仏具案内、霊園墓地の紹介など)の相談にも応じています。
今年(2018年)5月に事務所隣に増床・新設した遺体の安置スペースの利用も「故人と面会しやすい」と、地域の人からの用命が増えているといい、「特に、配偶者の生命がわずかなので、と先々を心配される女性からの葬儀の相談が多いのですが、ぜひ(男性)ご自身の葬儀についても生前から考えていただき、なるべく早めに相談いただけたら」と、菅野さんは、“地域に精通した、身近な葬儀店”だからこそできるプランニングを、生前の本人の意向にも寄り添い、行いたいとのこと。
「もちろん、24時間、365日、相談を受け付けていますので、急ぎの場合もお知らせください」と菅野さん。
酷暑の夏から、季節が変わり、秋、そして冬へ。日本ならではの「四季の移り変わり」の中、故人にとって最適な「葬儀の在り方」とは何か。
人生の「最後(最期)の場」を、身近な場所で一緒に考えられる葬儀店は、ますます新住民や、高齢者も増えていくこの街にとって、より大きな地域の支えとしての存在感を増していきそうです。
【関連記事】
・故人見送る「地域密着」の心とは、12周年迎えた経営者が語る日吉・綱島・高田の葬儀事情(2018年6月6日)
【参考リンク】
・葬儀の流れ(同)
・葬儀について~よくあるご質問(同)
・料金表(同)
(法人サポーター会員:葬儀のりょうしん提供)