たまった大量の硬貨を紙幣に、米国発“換金マシン”をアピタテラスに日本初設置 | 横浜日吉新聞

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自宅にたまった1円玉や10円玉などの硬貨を一気に紙幣に替えてくれる米国生まれの“換金機”が「アピタテラス横浜綱島」などアピタ3店に今月(2018年7月)27日(金)から日本で初めて登場します。

アピタテラスに掲出されている「Coinstar(コインスター)」のポスター。機械は1階サービスカウンター横に設置されている

「Coinstar(コインスター)」と呼ばれるこの換金機は、硬貨を投入するだけで1分間に最大600枚という速度で計算されて、紙幣に交換できるというもの。換金は有料で1回あたり9.9%の手数料が必要です。

単純な機能ながら“ありそうでなさそうな”コンセプトがうけているのか、米国をはじめ、カナダやイギリスといった8カ国のスーパーなどに約2万台が設置されているといい、米国での両替手数料は日本より高い11.9%に設定されています。

アピタでは、「日本の個人消費における現金決済の割合は先進国の中において依然高く、銀行の支店窓口が減少する中、硬貨から紙幣への両替は不便になりつつあります」(同社)として米国のコインスター社と提携し、アピタテラスのほか、アピタ長津田店(緑区)とアピタ戸塚店(戸塚区)の横浜市内3店舗に導入することを決めたものです。

米国など8カ国のスーパーなどでは約2万台が設置されているという(米コインスター社の公式サイト)

アピタテラスなど3店では、硬貨から紙幣への交換のみを行う予定ですが、米国などでは無手数料で店内ギフト券への交換も行っており、今後はアピタテラスでも、こうしたサービスを行う可能性はありそうです。

なお、アピタテラスでは導入記念キャンペーンとして、27日(金)から8月2日(木)の10時と17時に、税込み3000円以上のレシート持参で「コインのつかみ取り」イベントに参加できるとのことです。

【参考リンク】

日本初上陸!アメリカ発のコイン換金機「Coinstar(コインスター)」7/27(金)アピタ3店舗へ初導入!アピタテラス横浜綱島にて、導入記念キャンペーン実施PDF、2018年7月17日、ユニーファミリーマートホールディングス)

米Coinstarの公式サイト(英語)


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