相鉄・東急直通線の新綱島駅(仮称)建設や駅東口の再開発が進む綱島東エリアで、新築マンションの坪単価が急激に上がっています。
不動産業界向け情報サービスを展開する株式会社マーキュリー(新宿区西新宿)は、綱島駅の新築分譲マンション相場レポートを今月(2018年7月)19日に公表しました。
同社の調べによると、2011年には綱島東エリアでの平均坪単価が188.7万円だったものが、2017年には264.5万円にまで上昇。6年間で75.8万円(上昇率40.1%)上がっていたといいます。昨年は販売戸数も坪単価も過去最高の数値となりました。
特に東口駅前の「ブランズ綱島」(東急不動産、2017年10月竣工、42戸)が坪単価351.9万円で「相場を牽引」(同調査)しているといい、綱島SST(Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン)内にある「プラウド綱島SST」(野村不動産、 2018年2月竣工、94戸)の同276.6万円や、綱島SST至近の「クリオ横濱綱島」(明和地所、2018年3月竣工、67戸)の同267.9万円がそれに次いでいます。
この結果、2011年に平均価格が4296万円だった綱島東エリアのマンションは、2017年になると平均価格が6039万円にまで上がっていました。
一方、旧ヤマト運輸横浜綱島ビル(綱島東5)の跡地などに建てられた「シティテラス横濱綱島ガーデンズ・シーズンズ」(住友不動産、2017年1月竣工、2棟計311戸)は、駅から徒歩15分という距離や戸数の多さもあり、平均価格より低いの4600万円~5900万円台で現在も販売が行われています。
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【参考リンク】
・【Realnetレポート】綱島駅再開発に伴う新築分譲マンション相場動向 ~綱島駅周辺 再開発で坪単価約40%上昇(株式会社マーキュリー、2018年7月19日)