洪水や土砂災害の危険性と対策をわかりやすく伝える川崎市の防災タブロイド誌「号外!備える。かわさき」の第2号が発行され、今月(2018年7月)中に市内全世帯へ配布されるほか、インターネット上にも全ページが公開されています。
「備える。かわさき」は、イラストや数字を多用したうえで、「○○をしましょう」的な表現を控え、災害の実態と対策を目で見て実感ができるように工夫されているのが特徴です。
たとえば、洪水からの避難方法では、チャートに沿って「屋内待機」「立ち退き避難」「(自宅などの高い場所へ)垂直避難」など具体的な方法を示しています。

避難方法のチャート図は多くの人が役立ちそう(「号外!備える。かわさき」第2号より)
また、中原区や幸区、高津区など全区の細かな「洪水ハザードマップ」も示されており、身近な地域がどのくらい水に浸かる可能性があるのかや、家屋などの倒壊危険性はあるのかといったことが分かります。
中原区民や幸区民、高津区民はもちろん、雨の降り方による災害のリスクや、避難方法のチャートなどは誰もが役立ちそうです。
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・川崎市が過去の「浸水被害」発生場所を地図上に、幸・中原・高津区民は必見(2016年8月19日)
【参考リンク】
・タブロイド誌「号外!備える。かわさき」第2号(川崎市、2018年6月21日公開)
・基本を学ぶ 数字でわかる風水害(PDF、避難方法のチャートなど)
・幸区版ハザードマップ(PDF)
・中原区版ハザードマップ(PDF)
・高津区版ハザードマップ(PDF)