<カルチャー日吉>世代越えた居場所づくりに工夫、一歩踏み出す語学コースも

横浜日吉新聞
日吉独自のカルチャー・センターとして親しまれる「カルチャー日吉」創業者・代表の高松汀子さん、「英語でピアノ」や、「英語でポピュラーソング」のコースも担当するネイティブ講師のコーリー・ストロハンさん。パパになったコーリーさんを同校で祝福(カルチャー日吉提供)

日吉独自のカルチャー・センターとして親しまれる「カルチャー日吉」創業者・代表の高松汀子さん、「英語でピアノ」や、「英語でポピュラーソング」のコースも担当するネイティブ講師のコーリー・ストロハンさん。パパになったコーリーさんを同校で祝福(カルチャー日吉提供)

法人サポーター会員による提供記事です】日吉駅から徒歩1分、日吉生まれのカルチャー教室の最大の特色は「居場所」そして「一歩踏み出す」特色ある語学講座――「利用者に使いやすい」教室作りを志しているという「カルチャー日吉」(日吉本町1)は、1996(平成8)年の秋に、女性経営者の高松汀子(ていこ)さんが立ち上げた、“日吉オリジナル”の独立系カルチャー・スクールとして知られています。

約250もの講座数と、累計6000人を越えた登録生徒約300人にも上る登録講師にも支えられ、これまでの20年余りの歴史を歩んでくることができました」と、高松さんが目指してきたという“多文化共生”の歩みを続けてきたという同校の歴史について、感謝の思いでいっぱいと語る、同校コーディネーターで日吉在住の藤田奈美さん

独立系ならではの「5つの魅力」があるという同校について、「ぜひ多くの皆さんに知っていただき、賢(かしこ)く利用してもらえたら」と藤田さんが感じるポイントとは。

0歳児から、90代の受講者まで、通うことで楽しんでもらいたい」と、日々、ホスピタリティの向上に向け努力を惜しまないという11人の同校スタッフが重ねる「工夫」と、それを産み出す「想い」に迫ってみました。

いつでも入会OK、納得いくまでコース毎の体験も

同校では、「大手スクールに多くみられるキット・教材優先といったマニュアル通りの運営はしていないことから、いつでも体験、いつでもご入会いただけるしくみなんです」と藤田さん。

日吉周辺に14万部配布されているという「カルチャー日吉」の講座案内。「いつでも体験・いつでも入会」の文字が躍る

日吉周辺に14万部配布されているという「カルチャー日吉」の講座案内。「いつでも体験・いつでも入会」の文字が躍る

体験レッスン料こそ、全講座有料(1000円~4000円、価格はいずれも税抜)となっていますが、受付も随時行っており、「ご自身にとってプラスとなる講座を選ぶため、納得いくまでコースを選び体験される方もいらっしゃいます」と、コース毎に各1回まで、複数のコースを体験できることが、「自分に合う先生や、コースを見つけてもらう機会にもなっているようです」と、3カ月単位といった区切りに捉われることなく、いつのタイミングからでも、受講を開始できるとのこと(定員に達した場合を除く)。

受講料も、「月途中の場合は、受講回数で計算させていただきますので、ご安心ください」と、「いつでも入会」できる上に、一度支払った入会金(5000円)で「休会期間があっても、有効期限なく『永久会員』としてご利用いただけます。ぜひ、少しお休みしてしまった場合でも、お気軽にまた戻ってきてもらえれば」と、同校では、一人ひとりとのつながりや、学びの機会をより大切にしていきたい方針です。

産後のママでも「学べる」コースや居場所づくり

「出産」を経て人が誕生するプロセスは、人類にとって普遍的なもの。その人生の「最大の幸せ」とも言える出産を経ることで、喜びを感じる人が多いであろう反面、どうしても「社会との接点」が断たれてしまいがちにもなる日々。

赤ちゃん連れOK!「ママのためのクラス一覧表」。体験レッスンは一律1000円。随時受講受付中とのこと(カルチャー日吉提供)

赤ちゃん連れOK!「ママのためのクラス一覧表」。体験レッスンは一律1000円。随時受講受付中とのこと(カルチャー日吉提供)

「特に、産後のママたちに向けた、ママが自ら学ぶことを目的とした、赤ちゃんと一緒に参加できるクラスを、ジャンルを超えて開講しているんです」と、藤田さんは、辛い日々を送ることも多くあるであろう、出産後のママたちに向けた講座を多数取り揃えていると力を込めて語ります。

赤ちゃん連れで受講できるという、「英語と日本語でママとベビーの産後ヨガ」、「ママのためのシェイプアップバレエ」、「ママのための骨盤調整ヨガ」、「ママのための英会話」、「ママのためのフラダンス」、「英語でリトミック」、「リトミック(幼児教室)」といった多ジャンルの講座を開講中のほか、他のカルチャー・スクールではあまり見られない「ママのための英会話上級クラス」コースは、育休中のママたちの“キャリアアップの場”として、有効利用されているとのことです。

多ジャンルの習い事で「小学生が放課後」過ごせる場に

あらかじめ親が購入し前日までに予約、子どもが利用当日にチケットを持参する「おにぎりセット券」も好評とのこと(カルチャー日吉提供)

あらかじめ親が購入し前日までに予約、子どもが利用当日にチケットを持参する「おにぎりセット券」も好評とのこと(カルチャー日吉提供)

小学校に進級した途端、「子どもたちが過ごす居場所」がないと嘆く家庭も多いはず。習い事をさせたくても、「送迎が無理」と諦める家庭も多いのでは、と藤田さんは、親が忙しいことで、子どもの習い事や、“将来の夢”を諦めてほしくはないと語ります。

習字教室、ピアノ、英会話といった、基本的かつ多ジャンルの小学生向け講座も開講していることから、学校の授業が終わった後に来校した小学生が、複数受講した後に、親と合流して帰宅するケースも一般的とのこと。

きょうだいで受講しているケースでは、どちらかが宿題をしながら時間差で待つ、というケースもあります。また、子どもたちがお腹が空いてしまうことを防ぐための『おにぎりセット券』(おにぎり1個と、麦茶かお水のセット=10セットで1500円)は、事前に購入いただければ、前日までの予約でチケットを持参するだけですので、便利に活用いただけています」と、昨年(2017年)度から導入したチケット制度も好評と説明します。

親と子、講師が生徒となるなど「世代を越えた学び合い」の場に

乳幼児や小学生を対象とした親子で受講できるコースや、シニア親子の学び合いの場としても同校は活用されています。

とりわけ、サラリーマンを引退した人や、その家族など、都心などに通勤していた人が、新たなる「居場所」として同校を利用しているのも特色で、定年退職した人にとっての「セカンドキャリア」の場としても活用されています。

赤ちゃん(0歳児)から90代の受講者まで、幅広い年代層向けの講座を開講している(カルチャー日吉提供)

赤ちゃん(0歳児)から90代の受講者まで、幅広い年代層向けの講座を開講している(カルチャー日吉提供)

琴、二胡や三味線といったシニア世代に人気の定番の音楽コースや、絵画、書道やギター、ピアノ、ウクレレなど、若い世代の受講も多い趣味講座元ビジネスマンが講師となったタブレット端末やスマートフォン講座なども新たに誕生しています。

シニア親子の講座の利用も増えていて、「幅広いシニア世代の活躍の場となっているんです」と藤田さん。

講師として活躍される方の親が受講するケースもあり、「まさに“多世代が学び合う”ことで、家族内のコミュニケーションも深まっているようです」と、趣味を生きがいとする世代に向けての講座の充実もよりはかっていきたいとしています。

また、講師が生徒、生徒が講師となるケースも多く、「ともに学び合い、刺激し合う場となっています。国際ニュースを扱った時事英語や、検定試験対策といった語学系のスキルを、さらにハイレベルに発展させているほか、エクササイズ系や絵画、ダンスや教養など、新たに講師が生徒になり、また生徒が講師になる“深みや彩りのある空間”を長年生み出してきました」と、講師自ら学び合えることが、さらに各講座を発展させてきたと、藤田さんは力を込めて語ります。

語学指導にも「独自色」と、オリジナルの工夫

ブリティッシュヒルズ(リンクは同施設のサイト)での「英語で料理」講座。英語講師のフレッド・ヴィッカリーさん(右から2人目)も参加(カルチャ―日吉提供)

ブリティッシュヒルズ(リンクは同施設のサイト)での「英語で料理」講座。英語講師のフレッド・ヴィッカリーさん(右から2人目)も参加(カルチャ―日吉提供)

ただ、英語を学ぶだけでないところも特色なんです」と、藤田さんが語る語学講座は、同校の成り立ちの目的でもある“国際交流を深める”ための運営を心掛けているとのこと。

「英語でピアノ、英語でリトミック、英語と日本語で産後ヨガ、英語でスペイン語・イタリア語・ドイツ語・中国語といった、英語でより趣味や実用、スキルアップをも目指せる講座を開講しています。特に『英語でニット』の担当講師ケストラー・ベルンドさんは、ニット作家としてはカリスマ的な存在として知られているんですが、実はカルチャー日吉で講師デビューされたんです」と藤田さん。

先生の長所を見出し、学び合い、世の中に発信する力を育む環境、まさに「オリジナルの講座がここにあるんです」と、ただ「読み、書き、話す」だけでない、趣味や芸術、実務や社会的活動に至るプロセスとしての「語学」講座を開講していると説明します。

同校創設時の「国際交流をより肌身で感じてもらいたい」との理念を掲げる高松さんが同行し、「パスポートのいらない英国」とも言われるブリティッシュヒルズ(福島・天栄村、神田外語グループ経営)へのツアーも2014(平成26)年に実施。

「英語でヨガ」、「英語でクッキング」といった「語学+カルチャー体験学習ツアー」や、語学講師が自身のふるさとへの帰国の際の「ネイティブ講師の里帰り同行プログラム」など、多くの独自カリキュラムも現地で開催しています。

多世代交流・居場所として、国際交流拠点として

ニュージーランド出身の講師マイケル・クレメンズさんの自宅で。講師のホームステイ先に生徒が同行する「ネイティブ講師の里帰り同行プログラム」も実施している(カルチャー日吉提供)

ニュージーランド出身の講師マイケル・クレメンズさんの自宅で。講師のホームステイ先に生徒が同行する「ネイティブ講師の里帰り同行プログラム」も実施している(カルチャー日吉提供)

藤田さんは、「赤ちゃんから、学生、主婦、産後のママやビジネスマン、シルバー世代に至るまで、まさに“多彩な”人材が集う日吉ならではのコースを開講していますし、日々、新しい講座も誕生しています。受講者が講師になり、“生涯学び合う”環境としてもご利用いただければ」と、同校への多くの来訪を呼び掛けています。

子どもや仕事をリタイアした人、シニア世代の「居場所」となるばかりでなく、来年(2019年)区内でも開催されるラグビーワールドカップ(W杯)、再来年(2020年)の東京オリンピック・英国代表チームの事前キャンプ地への来訪や、サッカー会場としての利用も予定されていることから、日吉を中心とした国際交流の拠点としての語学教育や学びの場として、同校が果たす役割にもより大きな注目が集まっていきそうです。

【関連記事】

ゼロから立ち上げたカルチャー日吉、女性創業者が語る“生涯学べる場”への想い(2018年5月25日)

【参考リンク】

カルチャー日吉の公式サイト

カルチャー日吉~Culture Hiyoshi SchoolのFacebookページ

法人サポーター会員:株式会社カルチャー日吉)


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