<箕輪町計画>“5階レベル”に認可保育所、商業棟を含む「B工区」着工で説明会

横浜日吉新聞

認可保育所は“5階レベル”に設けられる計画であることがわかりました。

箕輪町2丁目の旧アピタ日吉店など一連の跡地に1320戸のマンションなどを整備する構想の「箕輪町計画」(日吉大規模複合開発プロジェクト)について、野村不動産などは日吉駅寄りの「B工区」を今年(2018年)12月から着工するに際し、周辺住民向けの説明会を今月(2018年6月)8日と9日に慶應義塾大学日吉キャンパス内で開き、同工区に建築する商業棟やマンションの平面図などを公開しました。

6月8日夜に行われた説明会には約40人が参加した

説明会で公開した資料によると、日吉寄りの綱島街道に面した側に建てる商業棟は、3階建てとするものの、天井部分が高くなることからマンションレベルで見ると5階建て相当の建物になるといいます。

現時点では、テナントの詳細は決まっていないとする一方、3階部分に認可保育所と園庭を設置。屋上にはマンション居住者向けの「ドッグラン」を設ける計画としています。

マンションレベルでは5階相当の高さに設けられる認可保育所となることから、約40人が参加した8日の説明会では、災害時に園児の避難面で不安があるため「保育所は1階に設けるべきではないか」「土から遠く、子どもの情緒が不安定になる」との声も上がりました。

このほか、地域貢献施設としてB工区内に約50平方メートルの防災倉庫も設ける計画で、マンション住民用とは別に地域の毛布やマットなどの防災用具などを保管するものであることを説明しました。

B工区ではマンション2棟(C棟とD棟)に加え、綱島街道側には商業棟も設けられる(右下の図参照、説明会で投影された立面図より)

一方、B工区内で2棟(計417戸)設けるマンションは、高さが最大59.9メートルとなることから「圧迫感がぬぐえない」との意見が上がったほか、駅から遠い綱島寄りに2棟分のエレベーターを近接して設置している点については、「駅に近い位置の物件を購入したとしても、(マンション出入口が)駅から遠くなるのでもったいないのでは」といった声も聞かれました。

また、同マンション計画では「人生100年時代」など“100年”を打ち出したPR戦略を展開していることについて、「日吉を悪くしている計画で、100年先を考えているようにはみえない」と憤る人も。

住民への説明を開発者の野村不動産ではなく、協力事業者の株式会社フォーエバーサンクス(東京都港区)が主に担っていることに対し、「(同社は)設計の詳細も分かっておらず、野村不動産が責任を持って直接説明すべき」と疑問視する意見が相次ぎました。

なお、B校区は今年12月初旬に着工し、2021年の5月下旬に完成させる計画で、工事施工は三井住友建設となっています。

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【参考リンク】

(仮称)日吉大規模複合開発プロジェクトの公式サイト(野村不動産)


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