日吉の歴史を伝える市民団体「日吉台地下壕(ごう)保存の会」は、今週(2018年6月)9日(土)の13時から14時45分まで慶應義塾大学日吉キャンパスの来往舎シンポジウムスペースで「『大学と戦争』から思うこと」と題した講演会を開きます。
今回は、慶應義塾大学名誉教授で社会思想史家の白井厚さんが講師として、太平洋戦争で大学はどのような役割を担ったのかをテーマに、長年にわたる「大学と戦争」や「学徒出陣」に関する研究を通じて思うことを語ります。
白井さんは自らも勤労動員や空襲を経験。「いま特攻隊の死を考える」「太平洋戦争と慶應義塾」など多数の著書があるほか、1996年まで経済学部の教授として慶應大の教壇に立ち、日吉台地下壕保存の会でも会員や顧問として初期から支えてきたといいます。
講座への入場は無料、事前予約の必要はないとのことです。
(※)見出し左の画像は、米軍に接収された歴史も持つ慶應義塾日吉キャンパスの第一校舎
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