【法人サポーター会員による提供記事です】“日吉代表”として、味に変化を付けての参戦となりました。横浜市内の商店街でナンバーワンのメニューを競う「ガチチャーハン!」(横浜市商店街総連合会主催)で、日吉駅前から初めてエントリーした普通部通りの中華店「中国名菜 龍華(りゅうか)」(日吉本町1)では、グループの和食店「遊膳(遊ZEN)たつ吉」も巻き込んでの意外な“味変(あじへん)”を断行し、初めての戦いに挑んでいます。

2018年6月1日~7月31日に投票が行われる「ガチチャーハン!」の公式サイト
横浜市内31商店街から選出された40店による“チャーハン選手権”である「ガチチャーハン!」は、今月(2018年6月)1日から投票が始まり、7月31日までの投票総数によって「金賞」と「銀賞」を選出する企画です。
昨年のチョコスイーツを競った「ガチチョコ!」では、大倉山商店街から選出された「大倉山青柳」の「きなチョコだんご」が港北区代表としては初の金賞に輝くなど、区内のエントリー店が入賞するケースが相次いでいます。
今回、日吉駅前商店街では初のエントリーとなった「龍華」は、老舗の和食店「たつ吉」のグループとして、20年以上前に開業。現在は上海料理を中心とした中華料理店として営業しています。
ガチチャーハン!にエントリーした「牛肉入り黒チャーハン」は、もともと同店の季節限定メニューとして1年に1回程度だけ提供していた料理。
中国タマリ醤油のコクと松の実を使ったアクセントが特徴の“黒いチャーハン”で、強火で一気に炒めたパラパラ感もあいまって、チャーハン好きのリピーターも多かったといいます。
これまでは定価1000円だったこの牛肉入り黒チャーハンを「もっと手軽に食べてみてほしい」と先月から杏仁豆腐とスープ付きで税込み900円に値下げ。さらに、ガチチャーハン!の投票期間を前にさらなる工夫を加えました。
それがチャーハンの中に隠された「味玉子」で、終盤に和風の半熟玉子が味わえるようにしています。
同店で料理人をつとめる汪衛疆(わん・ういちゃん)さんは上海でも活躍した生粋の中華料理人。「チャーハンのなかに味玉子を隠すなんて聞いたことがない」と当初は難色を示したといいます。
グループである「たつ吉」の女将・島名貴子さんは「中華料理では邪道かもしれないが、飽きずに最後まで食べていただけるよう変化を付けてみたい」と議論を重ね、和食専門店としての自信作である味玉子をチャーハンに加えるという思い切った“リニューアル”を行ったうえでのエントリーとなりました。
中華に和食専門店のアイデアも盛り込んだ牛肉入り黒チャーハン。「港北区の代表として、なんとか恥ずかしくない戦いをしたい」(同店)と挑むガチチャーハン!で、直前の“味変”は果たして「吉」と出るでしょうか。これから行われる投票の行方に注目です。
なお、港北区からは同店に加え、綱島駅西口の子母口綱島線沿いにある「中華料理 珠鴻(しゅーこう)」の「エビチリあんかけチャーハン」(税込950円)もエントリー中です。
ガチチャーハン!への投票は公式サイトのほか、エントリー店や区役所などに置かれている投票ハガキで7月31日まで受け付けています。
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【参考リンク】
・「ガチチャーハン!」の公式サイト(2018年6月1日~7月31日が投票期間)
・中国名菜 龍華「牛肉入り黒チャーハン」の紹介ページ(「ガチチャーハン!」公式サイトより、動画レポートも)
(法人サポーター会員:たつ吉グループ~有限会社河合商事提供)