北加瀬の「コトニアガーデン」に全13テナント開店、4/21(土)にまちびらきイベントも | 横浜日吉新聞

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4月2日に全テナントがオープンした「コトニアガーデン新川崎」

幸区北加瀬2丁目のJR社宅跡地を使った再開発の街「コトニアガーデン新川崎」(新川崎駅から徒歩10分)で、きのう(2018年4月)2日までにすべての店舗がオープンし、カフェやパン店、医療機関など12のテナントが揃いました。今月21日(土)には「まちびらきイベント」も予定しているといいます。

コトニアガーデン新川崎は、JR東日本の社宅を建て替える際にその一部(1万1600平方メートル)を活用し、ジェイアール東日本都市開発が「多世代が交流できるまちづくり」をコンセプトに2016年夏から行っていた再開発エリアの名称。

60戸の賃貸住宅(左)と高齢者サービス施設(右)が同じ敷地内にある

60戸の賃貸住宅「びゅうリエット(View Lieto)新川崎」をはじめ、「NRE新川崎 弥生テラス」と名付けられた高齢者サービス施設と、認可保育園「にじいろ保育園北加瀬」に加え、3階建ての建物2棟(W/E/Sの3棟のうちW/Eの2棟は渡り廊下で接続)には13の店舗スペースを設け、テナントを誘致。

先月(3月)6日にバス通りの市道(古市場矢上線)に近い「WEST棟」で「個別指導学院サクシード新川崎校」がオープンしたのを皮切りに、同7日には農産物を中心とした小型スーパー「地産マルシェ新川崎店」、続く同20日には「エニタイムフィットネスセンターコトニアガーデン新川崎店」の3店が先行して開店していました。

麻生区や青葉区に展開中のベーカリー「Bon Vivant(ボンヴィボン)」も出店

今月1日には「タリーズコーヒーコトニアガーデン新川崎店」やベーカリー「Bon Vivant(ボンヴィボン)コトニアガーデン」など5テナントと、翌2日には「スキップこどもアレルギークリニック」や「新川崎むらせ内科循環器内科」、「学童保育ワオキッズ 新川崎園」など5テナントがそれぞれ開店し、全13のテナントで営業がスタートしたものです。

小型店が中心のコトニアガーデン新川崎ですが、産直品が揃う小型スーパーをはじめ、全国系カフェや人気のベーカリー、医療機関やフィットネスクラブ、リラクゼーション、学習塾といった多彩なテナントを揃えました。

各施設がコンパクトにまとまっている。なお芝生スペースなど一部は5月ごろまで使用ができない部分もある(敷地内の案内図、クリックで拡大)

また、再開発地自体が約1万1600平方メートルとコンパクトですが、子育て世代と高齢者が暮らし、集えるように、芝生スペースや遊具などが多く配置されているのが特徴で、子どもが遊んだり、高齢層が散歩したりしやすいように配慮

新川崎駅から徒歩約10分という地で、敷地内に保育所や学童保育施設があり、近くには幼稚園や日吉中学校も立地。背後の丘の上にある「夢見ヶ崎動物公園」へ気軽にアクセスできるという環境も、子育て世代には魅力的といえそうです。

なお、21日(土)のまちびらきイベントについては、後日発表するとしています。(※追記:4月12日に詳細が発表されました、こちらのPDFファイルをご覧ください)

2016年6月の様子と現在の様子の比較写真※クリックで拡大

オープン時のチラシは広範囲にわたり新聞に折り込まれていた

農産物を中心としたスーパー「地産マルシェ新川崎店」は小型ながらこだわりの産物が揃う

介護付き有料老人ホームやケアプランセンター、看護小規模多機能型居宅介護事業所という3つの介護サービスに加え、地域交流室が1つの建物「NRE新川崎弥生テラス」内に入っている

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北加瀬のJR再開発「コトニアガーデン」、産直スーパーやタリーズ、パン店など13テナント(2018年1月19日)

<北加瀬のJR再開発>60戸賃貸の家賃は12.1万円から14.9万円、公式サイトを公開(2017年12月13日、敷地内の賃貸住宅)

“川崎日吉”の北加瀬で「子育て世代」意識した再開発が進行中、JR東日本など計画(2016年5月27日、当初記事)

【参考リンク】

コトニアガーデン(COTONIOR GARDEN)新川崎の公式サイト

コトニアガーデン新川崎 まちびらき開催PDF、2018年4月12日、JR東日本横浜支社)


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