日吉エリアの小学校でインフルエンザが流行の兆しを見せています。横浜市教育委員会の発表によると、今月(2017年)12月1日から13日(水)までの間に、矢上小学校(日吉3)では4日の4年生1クラスを皮切りに、11日以降は2年生の3クラスで学級閉鎖となっています。また、教育委員会の発表以後も日吉にある別の小学校では学級閉鎖が起きているといいます。
横浜市衛生研究所が今月14日に発行した「横浜市インフルエンザ流行情報4号」によると、10日までの時点で「徐々に市内全体に流行が広がってきています」といい、10歳未満の報告が全体の約7割を占めているとのことです。また、同時点の調査では、高熱が出るケースの多い「インフルエンザA型」が80.6%で、風邪の症状に近い「B型」は19.2%でした。
横浜市衛生研究所では「今後、インフルエンザの本格的な流行が予想されるため、正しい手洗い等の予防や早期受診などの対策が重要です」と呼び掛けています。
なお、日吉・高田エリアと隣接する川崎市中原区や幸区、高津区の港北区周辺部では、14日までに小中学校での学級閉鎖は報告されていません。
【関連記事】
・綱島エリアの小学校でインフル流行の兆し、綱島・北綱島・大曾根の3校で学級閉鎖(2017年1月26日、前シーズンの記事)
・港北区全域の小学校でインフル流行の兆し、駒林・綱島・高田東など8校で学級閉鎖(2017年2月7日、前シーズンの記事)
【参考リンク】
・インフルエンザ様症状による臨時休業情報(横浜市教育委員会)
・インフルエンザ流行情報(2017/2018)(横浜市衛生研究所)
・感染症による川崎市立学校の臨時休業について(川崎市教育委員会)