数々の試練乗り越え今年も「第九」を披露、12/17(日)午後に港北公会堂で

横浜日吉新聞
第8回目を迎えた「こうほく第九演奏会」は、発足当初は「綱島第九」として綱島地区センター(リンクは公式サイト)で行われた。実行委員会の初代会長を務めた故・大谷宗弘さんの遺志を継ぎ、今年も無事開催されることになった(主催者提供)

第8回目を迎えた「こうほく第九演奏会」は、発足当初は「綱島第九」として綱島地区センター(リンクは公式サイト)で行われた。実行委員会の初代会長を務めた故・大谷宗弘さんの遺志を継ぎ、今年も無事開催されることになった(主催者提供)

創設者の逝去や区の“補助金”終了という試練を乗り越えて――今年も年末の「第九」シーズンが到来しました。綱島地区を発祥とした港北第九合唱実行委員会(佐藤誠三会長)は、今週末の(2017年12月)17日(日)13時30分から15時30分まで(開場:13時より・終演は予定)、大倉山駅から徒歩約7分の港北公会堂(大豆戸町)にて、恒例となった「こうほく第九演奏会」を行います。

港北区内で行われる芸術イベント「港北芸術祭」(1993年より実施)参加事業としても人気を誇る同演奏会は、今回で8回目

当初は綱島地区センター(綱島西1)を会場とした「綱島第九」として発足したこの演奏会の、設立当時から実行委員会会長を務めてきた、前綱島地区連合自治会会長大谷宗弘さんが、この7月に逝去しています。

「港北に文化の気風を育てるのに第九を始めよう」とこの住民参加のイベントを立ち上げたという故・大谷さん。大谷さんのリーダーシップもあり、港北区全体の“季節の風物詩”としての規模にまで発展したこの演奏会も、区からの補助金としての支援が一定期間(5年間)を満了したこともあり、今年度から終了

自主運営にて行うことになったことから、各参加者の負担も増え、「チケットもやむなく値上げすることになりました」(同実行委員会)と、たび重なる試練に見舞われてしまいます。

「心意気は変わりません」(出演者)との言葉の通り、またそれ以上に、「“第九を歌いたい”という参加者の想いは強く、練習もより盛り上がり、また気運も高まっています」と、故・大谷前会長、佐藤新会長とともに創設時から運営の中枢を担ってきた中森伸明実行委員長

当日の案内裏面。新しく会長に就任した綱島地区連合自治会会長の佐藤誠三さんのコメントや、出演者の詳しいプロフィールを掲載している(主催者提供)

当日の案内裏面。新しく会長に就任した綱島地区連合自治会会長の佐藤誠三さんのコメントや、出演者の詳しいプロフィールを掲載している(主催者提供)

合唱団には幅広い世代が参加しているといい、「全体のムード、雰囲気もとても良いんです」と中森委員長が語るように、“数々の苦難”を乗り越えてきた一人ひとりの想いを乗せて、当日、合唱を披露する予定とのことです。

当日は、ベートーヴェンの交響曲第9番“第九”第4楽章「歓喜の歌」を、川崎市生まれ、神奈川区育ちの錦織大祐さんが指揮、児玉ゆかりさん、大隝恵さんによるピアノ伴奏にて演奏します。

“第九のソリスト”関口志津子さん(ソプラノ)、北澤幸さん(アルト)、福留和大さん(テノール)、北村哲朗さん(バス)によるミニ・コンサートも第九の演奏に先立ち予定されています。

日本の師走の風物詩・“第九”の感動を、地元で分かち合える貴重な機会。例年にない「熱い想い」を激励する気運も、当日までにさらに高まっていきそうです。

なお、当日の入場料は前売り、当日券ともに999円。チケットは前日(12月16日)まで綱島地区センター(045-545-4578)で、当日は会場で購入が可能(12月13日現在、残約100席程度とのこと)。詳細は同センター(前日まで)にお問い合わせください。

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綱島“3大花まつり”ラストは4/8(土)菜の花まつり、今年初のユニーク企画も(2017年4月4日)※故・大谷宗弘さんの姿も

【参考リンク】

【港北芸術祭】こうほく第九演奏会(横浜市港北公会堂のサイト)

綱島地区センターのサイト(前日までのチケット販売・問合せ先)

「こうほく第九演奏会」の案内チラシ(綱島地区センターのサイト)[PDFファイル]


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