この冬はクリスマス・メドレー曲も「ホルン演奏」で体感できます。1901年創立、日本最古のアマチュア学生音楽団体として知られる慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラのパート演奏会「ホルンセクションコンサート」が、明日(2017年12月)10日(日)14 時30分(14 時開場)より慶應義塾大学日吉キャンパス内・協生館2階の藤原洋記念ホール(日吉4)にて開かれます。
ホルンパートの演奏会は、2014年7月から毎年行われており、今回の開催で4回目。ジョン・ウィリアムズの組曲「スターウォーズ」よりや、ケリー・ターナーのフェアウェル・トゥ・レッドキャッスル、リストのハンガリー狂詩曲第2番、リヒャルト・シュトラウス(阪本正彦編曲)の組曲「薔薇の騎士」ほか約13のプログラムにての演奏を企画しています。
今年の1月から準備を行ってきたという一曲ごとの企画も、より充実を図っているとのことで、特に「ウィ・ウィッシュ・ユー・ア・メリークリスマス」「ジョイ・トゥ・ザ・ワールド」をはじめとしたクリスマス・ソングも季節に合わせ用意。計11曲をメドレーで披露する予定です。
ホルンパート広報担当の小林莞士(かんじ)さんは、「曲目決めの際には、たくさんあった候補曲の中から、限られた時間の中で“いかにお客様に楽しんでもらうか”という点を重点に置いてプログラムを練り上げました。卒業生(OB・OG)も全体合奏やアンサンブルに参加する予定で、例年以上に練習に力を入れてきました。全体合奏では、名曲であり難曲でもある「薔薇の騎士」にホルンのみで挑戦します。素敵な旋律や各ソロの演奏にぜひご注目ください」と、当日の聴きどころについて言及します。
なお今回は、ホルンパートでは初めての試みとなる、ラーメン店「横浜ラーメン武蔵家日吉店」(日吉本町1)とのコラボ企画(「味玉無料クーポン」(演奏会当日のみ・ラーメン1杯につき1つまで無料、注文時に提示要)をパンフレットに掲載するというアイデアも実現。
「1人でも多くの日吉周辺にお住いの方に『誰でも無料で来れるコンサート』ということを知ってもらうべく、武蔵家様に協力の依頼をさせていただきました。今年度は、パートのメンバーで日吉駅周辺でチラシ配りも行い、直接地元の方とふれあうという機会も作れました。お客様あっての演奏会だと考えておりますので、これからも地元の方、また多くの皆様に、演奏会に足を運んでいただけたら」と、小林さんは当日の来場を呼び掛けています。
当日は入場無料。事前予約不要、未就学児も入場可能とのことです。
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【参考リンク】
・ワグネル【ホルン演】 Wagner Horn Section Concert 2017(Facebookページ)※曲目紹介の詳細記述(連載投稿)あり
・慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ公式ホームページ
・慶應義塾大学日吉キャンパス協生館の公式サイト(藤原洋記念ホールへのアクセス)