日吉中央通り会が新体制でのスタートを切りました。日吉駅西口から西側約500メートルの「日吉中央通り」および一部周辺店舗118店舗・企業が加盟する「日吉中央通り会」(大嶋将聖会長)が、先週(2017年)7月26日に2017年度の総会を開催し、副会長に新たに2名が就任するなど新体制となり活動していくことがわかりました。
この総会には役員・一般会員の計17名が参加。これまで積極的に行ってこなかったという、通りに面した企業・団体やビルのオーナーに対する電気代などとしての会費徴収についてや、防犯カメラの適正な維持管理、電球のLED化を目指すことについてなど、活発な議論が交わされました。
現在、日吉駅西側の「駅前商店街」エリアでは、約60企業・店舗が加盟する「日吉商店街協同組合」(薄井芳夫理事長)のほか、放射線上に駅から伸びる通り毎に「サンロード」「浜銀通り」「普通部通り」、また浜銀通りと中央通りの間の日吉郵便局(日吉本町1)に面した「メイルロード」の各“通り会”が存在し、これまで公式には、それぞれの通り会の間の協議や交流の場は持たれてこなかったといわれています。
今回、日吉中央通り会で新任となった澤井麻子副会長(有限会社ア・キャトル代表取締役)、内田敏夫副会長(ACTグループ代表)は、それぞれ40代、50代と大幅な若返りを図り、これまで設置されてこなかった中央通り会でのホームページ作成などのIT化の促進や、“通り会”を越えた交流を将来的には模索することも視野に入れ、活動していく方針です。
通りに面している企業・店舗やビル・オーナーの中にも、街灯が設置されているエリアに存在しているところでも、一部で会費を頑なに支払ってもらえない先があるといい、「各店舗、オーナーが負担している会費は、街灯代費用だけではなく、街を護る防犯カメラの設置代や維持費、街の価値を上げるアーチの維持費など様々なことが含まれています。ぜひ、日吉の街の活性化のみならず、街の治安を守るためにも多く協賛いただければ」(澤井副会長)と、通り会の活動についての理解を求めていく考えです。
大嶋将聖(まさきよ)会長は、「自分を含め、日吉商店街協同組合や、各通りの会に重複して所属しているメンバーも多くいるが、今後は日吉中央通りが中心となることで、将来的な“連合商店街”化も視野に、各通り会の連携や街を盛り上げるための活動を行っていきたい」と、新体制で臨む中央通り会への多くの企業・団体の参加を呼び掛けています。
協同組合や各通り会も、重責を担う運営サイドの役員らの高齢化が進む状況の中、近年、街を挙げての「活性化」がほとんど行われてこなかった日吉駅前の商店街エリアにおいて、新たな体制でどのように日吉の街を盛り上げていくのか。その協力体制をいかに地域が一丸となり推進、また多く関係者らが後押しできるのかに、日吉駅前商店街の未来がかかっているとも言えそうです。
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・あす11/5(土)昼から「日吉フェスタ~ヒヨシエイジ」、ステージ発表や映画上映会も(2016年11月4日) ※2003年から毎年実施してきたが、今年度の開催はない模様
・※開催中止※11/27(日)は今年最後の賑わいを期待、日吉楽市フリマは明日7日(月)より受付(2016年11月6日)※日吉中央通り会の主催ではないため、同通り会が主体となり新たなフリマの実施も検討するとのこと
【参考リンク】
・日吉中央通り商店街Facebookページ ※現在、日吉中央通り会が唯一の情報発信を行う手段(2011年に設置、2013年以降、休止中だったものを今年3月より更新再開)
・日吉商店街協同組合公式サイト ※2003年から更新されていない
・日吉商店街協同組合(産業Navi)