夏の甲子園をかけ日大高校が12年ぶり準決勝、7/28(金)午後に東海大相模と対戦 | 横浜日吉新聞

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日吉スポーツ夏の甲子園出場を目指す神奈川県大会で、日本大学高校(日大高校=箕輪町2)が2005年以来12年ぶりに準決勝(ベスト4)へ進出しました。あす(2017年7月)28日(金)13時30分(予定)から決勝戦進出をかけて東海大相模高校(相模原市南区)と横浜スタジアムで対戦します。

今夏はノーシードで迎えた日大高校でしたが、5回戦では第一シード校で今大会最注目の剛速球右腕をようする星槎(せいさ)国際高校湘南を破り、昨日(2017年7月26日)行われた準々決勝(ベスト8)でも立花学園高校(足柄上郡松田町)を相手に6-4で逆転勝ちをおさめました。

戦後1948(昭和23)年30回大会から昨年(2016年)までの神奈川県大会でベスト4に入った高校一覧。同じ港北区内では慶應義塾高校や武相高校が比較的目立ち、数は多くないものの日大高校も顔を見せている(神奈川県高校野球連盟のページに本紙で赤下線を加えた)※クリックで拡大

準決勝への進出は、2005年夏に「超高校級キャッチャー」と言われ、福岡ソフトバンクホークスにドラフト1巡目で指名された荒川雄太捕手(西武ライオンズを経て2012年引退、現西武ライオンズブルペン捕手)と、エースの滝沢知輝投手(日本大学~NOMOベースボールクラブ)をようしたチーム以来12年ぶり。この大会では準決勝で延長11回の末、桐光学園にサヨナラ負けしています。

次の対戦相手となる東海大相模は、甲子園出場は夏10回(うち優勝2回、準優勝1回)、春9回(うち優勝2回 準優勝2回)の経験を持つ超強豪校。直近の公式戦では、日大高校は2008年夏の「北神奈川大会」(90回記念大会のため2校出場)の準々決勝で東海大相模と対戦しており、2-11で7回コールド負け。簡単に勝てる相手ではなさそうです。

なお、日大高校が決勝戦へ進出すれば、1982(昭和57)年夏に決勝戦で法政二高に惜敗して以来。35年ぶりの快挙へ向け、そして悲願の甲子園出場へ負けられない戦いです。

2017年7月28日追記)日大高校は7月28日(金)15時過ぎから東海大相模高校と対戦し、先制点をもぎ取ったものの、相手投手に3安打に抑え込まれて5-1で敗れ、決勝戦への進出は叶いませんでした。この結果、神奈川県大会の決勝は横浜高校と東海大相模が進出しました

【関連記事】

<夏の甲子園へ>2年連続で日吉の2校が「ベスト8」、慶應は桐光、日大は立花学園と(2017年7月24日)

【参考リンク】

テレビ神奈川(TVK)の高校野球特設ページ(速報あり)

横浜スタジアムの観戦案内(入場料は内野:一般・学生500円、外野:同300円)

日大高校の戦績(朝日新聞社×ABCの「バーチャル高校野球」)


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