続日本100名城の「小机城」を語り尽す初イベント、春風亭昇太さんら招き8/20(日)に | 横浜日吉新聞

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小机城址市民の森

今年(2017年)4月には「続日本100名城」に選ばれるなど、その価値が再認識されている港北区小机の城址「小机城」を語り尽す初の大型イベント「小机城フォーラム2017」(同実行委員会主催)が来月(2017年8月)20日(日)、JR横浜線・小机駅横の「城郷小机地区センター」で開かれます。

8月20日(日)に小机駅横の城郷小机地区センターで開かれる「小机城フォーラム2017」のチラシ

8月20日(日)に小机駅横の城郷小机地区センターで開かれる「小机城フォーラム2017」のチラシ

同フォーラムは、「小机城復活!港北区の歴史と魅力再発見!」をテーマに、第一部は12時45分から「中世城郭小机城の魅力~小机に城はないなんて言わないで」と題し、城好きの落語家として知られる「笑点」の司会者・春風亭昇太さんと、1500分の1のスケールで小机城を完全復元した「城郭復元マイスター」の二宮博志さん(お城ジオラマ復元堂)の2人が語り合います。

春風亭昇太さんは、昨年12月にパシフィコ横浜で初めて行われた「お城EXPO」のトークショーに出演したり、クリスマスイブに行った会見では当日夜の予定を問われ、「これから小机城へ行ってきます」と発言したりして、“城マニア”ぶりを発揮。広く話題を集めました。

二宮さんは日吉7丁目で事業を営むかたわら、お城ジオラマ復元堂を設立。今月(2017年7月)15日にテレビ神奈川で放送された情報番組「ハマナビ」では、小机城址市民の森の案内役として出演し、小机城に関する幅広い知識を披露していました。

小机駅前広場では「戦国時代体験『夏休み親子ひろば』」も同時開催され、子どもから大人まで誰でも参加できる

小机駅前広場では「戦国時代体験『夏休み親子ひろば』」も同時開催され、子どもから大人まで誰でも参加できる

第二部では記念講演として、岐阜県可児(かに)市で「城でまちは盛り上がる~美濃金山城の取り組み」と題し、城址をまちづくりに欠かせない街のシンボルとして保護活動に取り組んできた同市教育委員会の長沼毅さんが登壇し、史跡とまちづくりの関係について報告。春風亭昇太さんと二宮さんもオブザーバーとして参加します。

続く第三部は、大倉精神文化研究所の平井誠二所長をコーディネーターに、「小机城のある街、魅力と展望」をテーマに座談会を開催。城郷小机地区連合町内会の防後優子会長や小机商店街協同組合の宮本正義理事長、篠原城と緑を守る会の金子和夫副会長、鶴見川舟運復活プロジェクトの臼井義幸世話人、NPO法人鶴見川流域ネットワーキング代表理事の岸由二・慶應大名誉教授という港北区の文化と歴史を知り尽くした“オールスターメンバー”といえる6氏が一同に会し、小机城について徹底議論を行う予定です。

フォーラムは12時45分から16時まで、入場料は2500円。今月22日以降にチケットぴあ(セブン-イレブンやサークルK・サンクスで発券・購入可能)で発売するとのことです。

一方、会場橫の小机駅前広場では、フォーラムとは別に11時から18時30分まで「戦国時代体験『夏休み親子ひろば』」も同時開催され、子どもから大人まで楽しみながら小机城を知ることができそうです。

(※)見出し左側の写真は小机城址市民の森

【関連記事】

小机駅前で飲食ブースや体験コーナー、8/20(日)に戦国時代テーマのイベント(しんよこ新聞、2017年8月17日)

<小机城>「続日本の100名城」に選出、小田原以外では神奈川県で初(しんよこ新聞、2017年4月10日、新横浜新聞)

広報よこはま港北区版で「小机城」と「篠原城」を特集、歴史や見所を紹介(しんよこ新聞、2017年6月3日)

壮麗な武者行列は横浜唯一、桜彩る2017年の「小机城址まつり」は4/9(日)に(しんよこ新聞、2017年4月5日、お城ジオラマ復元堂についても)

【参考リンク】

小机城フォーラム2017 開催のお知らせ(小机地区センター)

8月20日(日)小机城フォーラム2017開催(NPO法人鶴見川流域ネットワーキングによる告知)

春風亭昇太さんが小机城を訪問した際のブログ「4号小机城へ」(2010年4月20日、春風亭昇太ブログ)

小机城フォーラム2017 のチケット情報(チケットぴあ)※セブン-イレブンやサークルK・サンクスの店頭で購入の場合はPコード「636-433」を入力


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