スポーツデータを通じた未来型の教育などを実践するため、先月(2017年6月)1日に協定を結んだ港北区と慶應義塾大学日吉キャンパスを拠点とする同大大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM研究科)。両者の取り組みの一つとして、日吉台小学校(日吉本町1)の5年生を対象にした「スポーツデータサイエンス教室」が行われました。
「国際的に例を見ない大学院」(同研究科)であるSDM研究科と、日本のラグビーにおいて元祖的な存在である慶應大学ラグビー(蹴球)部が行った先進的な授業の内容を写真で紹介します。

今回の「スポーツデータサイエンス教室」プログラムを主導したSDM研究科の神武(こうたけ)直彦准教授は、矢上にキャンパスを置く理工学部の出身。宇宙航空研究開発機構などを経てSDM研究科の教員となっています。実は自身も元ラグビー選手で、今回の授業をもっとも楽しみにしていた一人

試合ではさらに真剣勝負の顔に。立っているだけでも蒸し暑いなか、3分間のゲームを計6試合こなしました。トライ場所を間違って悔しがっていた女子児童が次の試合では見事トライを決めて喜んでいる姿も見られました

最後は教員や学生、部員、児童ら参加者全員が感想を述べあって「スポーツデータサイエンス教室」の授業が締めくくられました。児童からは「ラグビーに興味を持てた」という声や「友達との関係が深まった」との感想が出ていたほか、ラグビーを習っている児童は「次に生かしたい」と意欲を見せていました
なお、日吉台小の5年生を対象とした「スポーツデータサイエンス教室」は、今月(2017年7月)に最後となる3回目が行われます。
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【参考リンク】
・慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント(SDM)研究科