迷惑駐輪に手出しができない日吉駅至近の「抜け穴道路」、禁止区域に追加へ

横浜日吉新聞

日吉駅の至近にもかかわらず、これまで「自転車等放置禁止区域」に指定されていなかった“抜け穴”的な道路にメスが入ることになりました。駐輪しても横浜市に撤去されないエリアとして知る人ぞ知る存在らしく、車1台が通れるほどの幅しかない道の脇には、「ストップ迷惑駐輪」の札が付けられた自転車30~40台が常に置かれている状態です。

東急バスの「バス待機場」脇を通る細い道に一歩でも入れば禁止区域外のため、撤去されることはない

自転車等放置禁止区域は、日吉や綱島、日吉本町、高田など横浜市内115駅(2017年4月現在)で設定されており、駅からおおむね300から500メートル以内の区域内に放置されている自転車や50cc以下のバイクは、指定された保管場所に移動されることになっています。港北区内の場合は、東山田駅から徒歩約20分の都筑区早渕にある保管場所に移送。持ち主は2カ月以内に自転車1500円、バイク3000円の手数料を支払って受け取ることが可能です。

今回、新たに禁止区域に加えられる道路は、綱島街道の元住吉駅寄りにある東急バスの「バス待機場」脇を通る細い道で、東急の高架下をくぐり、駅前のサンロードから続く道と合流しています。日吉駅では、主要な通りを含めほぼすべてが禁止区域に指定されていますが、この道などごく一部の狭い道だけが対象外となっていました。

駅に近い道路上なのに撤去されないため「自転車放置場」や「自転車捨て場」として使われてきた様子

市によると、今回の道路は一部が「日吉165号線」という市道に指定されているものの、民間の私道部分が多かったことから対象外になっていたといいます。

区域外でも市が定期的にパトロールを行って警告の文章を貼り付けるなどしているものの、それ以上の手出しはできないのが現状。そのため、同道路では長時間の駐輪はもちろん、タイヤがなかったり、かごにゴミが投げ込まれたりした自転車も目立ち、“自転車捨て場”の様相も見せています。近隣住民から市に寄せられる苦情も多かったといいます。

そのため市は、今後は市道として認定することを視野に来月(2017年6月)1日から禁止区域に指定。同日からは日吉駅前の他の道路と同様に撤去が行われる予定です。

【関連記事】

<放置自転車ワースト5>駐輪場があっても使わない日吉、全然足りてない綱島(2016年6月26日)

【参考リンク】

日吉や綱島など港北区内の各駅における放置禁止区域(横浜市)

放置禁止区域について「よくある質問」(横浜市)

該当道路の「グーグルストリートビュー」(進んでいくと延々と放置自転車が映し出される)


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