天体観測や天文学の世界をより深化できるかもしれません。遠隔地に設置された望遠鏡をインターネット経由でコントロールして観測を行う「インターネット望遠鏡」についてのシンポジウムがあす(2017年5月)20日(土)の午後に慶應義塾大学日吉キャンパス内で開かれます。

第7回インターネット望遠鏡プロジェクト・シンポジウムのチラシ(慶應義塾大学自然科学研究教育センター公式サイトより)
インターネット環境さえあればどんな場所からでも観測できるメリットを持つインターネット望遠鏡は、教育の場でも活用されており、今回のシンポジウムでも「インターネット望遠鏡を利用した天文学教育の可能性」をテーマに、全国の小中学校や高校での活用状況や可能性を報告。また、全国の大学からは開発と研究の現状が語られる予定です。
休憩時間中にはインターネット望遠鏡を利用した天体観測体験コーナーも設けられます。開催は13時から17時まで。場所は来往舎1階のシンポジウムスペースです。参加費は無料、事前申し込みの必要はありません。
【参考リンク】
・第7回インターネット望遠鏡プロジェクト・シンポジウム(自然科学研究教育センター)
・日吉キャンパス「来往舎」へのアクセス(教養研究センター)