日吉から御殿場アウトレットへ高速バスが運転開始、初日の乗車レポート

御殿場プレミアムアウトレット行きの高速バスは、東急の路線バスと同じように元住吉側にあるバス駐車場から出発直前にやってきました、普段は見慣れない富士急グループのバスです

乗り場は日吉駅東口（慶應大側）の元住吉寄りにある4番乗り場、「日51系統コンフォール南日吉」行のバスが発車する場所を使っています。なお、“1番バス”の乗客は年齢層が低く見える女性3人、日吉から乗車したのは筆者を含め4人でした

日吉駅を7時50分に出発し、センター北駅とたまプラーザ駅に立ち寄った後に東名高速道路で御殿場プレミアムアウトレットへ向かいます

日吉元石川線（荏田綱島線）を経由して25分ほどでセンター北駅に到着。都心方面と逆方向のためか道路渋滞はありませんでした。センター北から乗車したのは若干年齢層が高めの女性3人、これで乗客は6人となりました

たまプラーザ駅には8時40分前に到着、ここから20名超の乗客が乗り込み、車内は賑やかになりました。朝8時前に出発する日吉と比べ、9時前発というちょうど良い時間で、わずか1時間20分でアウトレットまで行けるというのも人気を集めている理由かもしれません

行先が買物目的の場所であるためか、女性8.5割に対し男性は1.5割ほど。女性は若い人から中高年までさまざま。平日なのに6割超の座席が埋まっていました

たまプラーザ駅を出てしばらく走って「横浜青葉インターチェンジ」から東名高速道路へ。日吉駅から1時間弱、一般道を走る時間が若干長いといえるかもしれません

途中のサービスエリアなどで休憩はありませんが、狭いものの車内にはトイレが設置されているので安心です

東名高速に入ると快適に走り、30分ほどで富士山の姿も見えてきました

高速道路に乗ってからわずか50分ほどで「御殿場インターチェンジ」に着きました。インターチェンジの近くにある御殿場プレミアムアウトレットはもうすぐです

この日は渋滞もなかったためか定刻10時より10分早い9時50分に御殿場プレミアムアウトレットに到着。快適に走れる高速道路がいかに速いかを思い知らされました

なお、帰りのバスは15時30分に出発し日吉駅へは17時35分に着きます。往路は富士急バスでしたが、復路は東急バスの車両が使われます

御殿場プレミアムアウトレットは、バスが着く「ウエストゾーン」と橋を渡って行く「イーストゾーン」に分かれた広大な敷地に約200のファッション関連のブランド店が並んでいます

この日は運転手さんが頑張って10時前に到着してくれたので、各店の開店（10時）と同時に店に入ることができました。昼に近くなるにつれ来場者が多くなってくるだけに、買物するにはありがたいバスといえます

「ウェストゾーン」と「イーストゾーン」を結ぶ橋からは富士山が一望できます。なお、日吉より気温が3～5度くらい低くなることもあるため、防寒対策はしっかりと

「イーストゾーン」にはフードコート「フードバザー」があり、「御殿場カリー」など12店が並んでいます

御殿場駅や御殿場インターチェンジ方面へは日中15分おきに無料シャトルバスが走っており、15分ほどで駅へ行くことができます

シャトルバスが発着するのは御殿場駅“裏口”の「箱根乙女口」となります

こちらが御殿場駅の正面口といえる「富士山口」、商店街（飲食店）や路線バス乗場などはこちら側にあります（観光協会のサイトはこちら）

なお、JR御殿場駅から御殿場線で帰宅する場合、横浜駅までの運賃は1490円。スイカやパスモなどのICカードは使えないので、券売機で切符を買う必要があります。東海道本線の乗り換え駅である「国府津（こうづ）」や小田急乗り換え駅の「松田」へは1時間に1本程度しか列車がないので注意。このほかJR御殿場駅から新宿駅まで直通する小田急の特急「あさぎり」号が1日3往復運転されています

御殿場プレミアムアウトレットからは箱根や河口湖方面への路線バスが運転されているため、日吉から買物＆観光という使い方もできそうです