慶應日吉で日本を代表する「化学学会」、3/18(土)午後は落語家も登場の公開講座 | 横浜日吉新聞

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慶應義塾大学日吉キャンパスでは、今月(2017年3月)18日(土)の午後に「驚きのかがく」と題し、専門家や落語家が化学に関する身近な話題を解きほぐす市民公開講座が開かれます。日本を代表する学会である日本化学会が日吉キャンパスで大会を予定しており、その一環として企画されたもの。日吉で同学会が大会を開くのは2012年以来4年ぶりです。

日本化学会が3月18日(土)午後に開く公開講座「驚きのかがく」のポスター

日本化学会が3月18日(土)午後に開く公開講座「驚きのかがく」のポスター

市民講座は13時30分から17時まで、「創薬の楽しさと難しさ」「ガウディと深海と化学」「進化する不可能立体:脳が作り出す不条理の世界」とのテーマで産学の研究者による3講演が50分ずつ行われ、その後には「年会落語」と題し、真打の三遊亭歌武蔵さんらの出演も予定されています。会場は第4校舎独立館の地下2階、入場は無料で事前申し込みも不要です。

また、同学会の大会期間中の16日(木)から18日(土)までの12時から16時に日吉記念館で、「元素ネイル体験~オリジナルネイルを作ろう」と題したイベントも予定されています。参加費は無料とのことです。

このほか、アジアの研究者としては初めて発見した元素「ニホニウム(Nh)」が正式に命名されたことを記念し、研究グループのメンバーである羽場宏光博士による特別講演会が19日(日)の11時45分から1時間にわたって予定されており、事前申し込み不要で一般の参加が可能となっています。

また、18日午後の「第11回 化学遺産市民公開講座」「第24回 化学教育フォーラム 高大接続~ペーパーテスト偏重からの脱却」など、一般に参加が可能な講演も企画されています。

【参考リンク】

日本化学会「市民公開講座~驚きのかがく」(2017年3月18日13時30分~17時)

日本化学会「元素ネイル体験~オリジナルネイルを作ろう」(2017年3月16日~18日の12時~16時)

日本化学会「『ニホニウム』正式決定記念,特別講演会」(2017年3月19日11時45分~12時45分)

日本化学会 第97春季年会(2017)の企画一覧


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