“神の島”として崇められてきた沖縄本島近くの久高(くだか)島。その姿を12年間にわたって記録した映画「久高オデッセイ」の第三部となる「風章」の上映会とトークセッション(教養研究センター日吉行事企画委員会=HAPP主催)が来月(2016年12月)2日(金)に慶應義塾大学日吉キャンパス内で開かれます。
久高オデッセイの第三部「風章」(2015年7月完成、95分)は、久高島を追い続けた大重潤一郎監督の遺作となった作品。今回の上映会では、「島の思想と未来~日本の縮図を沖縄の「神の島」から考える」と題し、映画製作者である鎌田東二さんや音楽家・SUGEE(スギ)さん、ケルト神話学者・辺見葉子さんによるトークと、民族音楽の演奏を通して、日本の現状と未来を考えていきたいといいます。
開会と上映は来往舎で13時から、16時からはトークセッションと音楽演奏が17時30分まで予定されています。入場は無料、事前の予約も不要です。
【参考リンク】
・島の思想と未来~日本の縮図を沖縄の「神の島」から考える~『久高島オデッセイ第三部風章』上映とトーク(2016年12月2日)