五輪英国キャンプ地の日吉で駅周辺の禁煙化を求める動き、11/5(土)に啓発活動

横浜日吉新聞

2020年の東京五輪までに日吉駅の周辺の禁煙化を――。駅周辺の路上喫煙禁止を目指した活動を行う「日吉駅前禁煙プロジェクト」は、今月(2016年11月)5日(土)に慶應義塾大学日吉キャンパス内で開かれる「日吉フェスタ~ヒヨシエイジ」内でプロジェクトのメンバーが集まり、駅前の清掃活動などを行います。

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「日吉駅前禁煙プロジェクト」の代表をつとめる医師・高見沢重隆さん

同プロジェクトは日吉フェスタと連動し、講演会や清掃活動、アンケート調査などの活動を行っており、今年で8回目。代表をつとめるのは、たかみざわ医院(日吉本町1)の医師・高見沢重隆さんです。

たかみざわ医院は西口バスターミナルの目の前という位置にあり、「建物近くで喫煙している人の煙が2階にある診察室まで入ってきて、窓を開けられないこともある」(高見沢さん)という環境。一方、慶應大学側の東口では、歩道上の花壇やベンチが“喫煙場所”となり周辺に吸い殻が散乱。そのため、ついに港北区がベンチが撤去する方針にまでなりました。

「道端で喫煙している人に止めてもらうよう言ったとしても、ひどい場合は“逆ギレ”する人さえいます。小学生らも通る綱島街道の歩道で、児童のちょうど顔の位置でタバコを持ちながら歩く人もいてひやひやさせられます。とはいえ、喫煙禁止区域に指定されていないため、路上での喫煙を止めるよう強制することはできません」。

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日吉駅周辺は禁煙区域ではないため、東口駅前のベンチにも「禁煙にご協力ください」としか掲出できず、今も喫煙が止むことはない

そんな状況を見るに見かねた高見沢さんは、これまで医師としてタバコの害を説く講演などを積極的に実践してきたことに加え、日吉フェスタと連動し、地域のさまざまな団体と連携して駅周辺の禁煙化を訴える活動を行ってきました。

一昨年の2014年には2000筆を超える署名を集めて横浜市へ提出したものの、「現時点では路上禁煙化を行う予定はない」との返答だったといいます。そのため、現在は路上喫煙の禁止地区指定を得る“前段階”となる「美化推進重点地区」の指定に向けて動いている最中です。

「2020年の東京オリンピック開催時には、慶應日吉キャンパスが英国代表チームのキャンプ地に選ばれました。五輪の開催都市は公共地域を禁煙化することが義務付けられています。日吉の街もオリンピックと大きくかかわるのですから、それまでに路上喫煙の禁止区域とするべきではないでしょうか」。

今週末11月5日(土)の日吉フェスタでは、15時30分に来往舎で関係者が集まってあいさつを行った後、16時から駅周辺で清掃活動を行うとともに、活動の趣旨を説明したティッシュを配布し、運動を盛り上げていく考えです。

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喫煙禁止区域に指定されると区域内には喫煙所も設けられる(新横浜駅周辺)

横浜市内の喫煙禁止地区について

これまでに横浜駅やみなとみらい駅、関内駅、新横浜駅、鶴見駅、東神奈川・仲木戸駅の各周辺など市内6カ所を指定

喫煙禁止地区内における違反者は罰則として2000円が科される一方、区域内には市が喫煙所を設けるため、そこでの喫煙は可能。

現在、日吉駅の周辺には喫煙場所がほとんどないため、これが路上での喫煙を誘発しているのではないかとの見方もある。

【関連記事】

慶應と地域をつなぐ恒例の「日吉フェスタ~ヒヨシエイジ」2016年は11/5(土)に(2016年11月1日)

<日吉駅前ベンチ>喫煙と酒宴のゴミ放置、花壇破壊や盗難も、清掃の住民ら「もう限界」(2016年7月30日)

<2020年東京五輪>慶應日吉キャンパスが英国代表チームのキャンプ地に(2016年1月20日)

【参考リンク】

横浜市内の喫煙禁止地区について(横浜市資源循環局)

たかみざわ医院のホームページ


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