日吉・綱島・高田に一番近い都心、新横浜の宿泊事情はどうなっているのか | 横浜日吉新聞

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新横浜駅に停車中の新幹線と「新横浜プリンスホテル」「新横浜グレイスホテル」(後方)

新横浜駅に停車中の新幹線と「新横浜プリンスホテル」「新横浜グレイスホテル」(後方)

日吉・綱島・高田には宿泊場所がないため、遠方の客を招く際には、もっとも近い都心である「新横浜」を案内することが一度はあるはずです。

ただ、横浜の陸の玄関口である新幹線駅が置かれ、日産スタジアムや横浜アリーナがあるため、特にイベント開催時などに宿泊需要が多くなっているのが現状です。街のランドマークとなっている「新横浜プリンスホテル」をはじめ、駅周辺を歩けばそこかしこにホテルが建っている印象さえありますが、実際にはどれだけの人が泊まれるのでしょうか。新横浜で宿泊ができるすべての施設を調べてみました。同じ港北区民の知識として覚えておいて損はありません。

2016年10月現在で本紙が運営する「新横浜新聞~しんよこ新聞」の調べでは、駅北口(新幹線側)には13のホテルがあり、総客室数は2043室、最大で6421名を収容できることがわかりました。(横浜観光コンベンション・ビューロー「横浜ミーティングプランナーズガイド」や各ホテルの公式サイトなど参照)

天然温泉が設けられているホテルも

天然温泉が併設されている「新横浜フジビューホテル スパ&レジデンス」

876室2853名収容の新横浜プリンスホテルをはじめ、「新横浜フジビューホテル スパ&レジデンス」(274室600名)や「スーパーホテル新横浜」(266室599名)、「ホテルアソシア新横浜」(203室410名)など、すべての施設が新横浜駅から近い場所(新横浜2~3丁目)に位置しており、最大でも7~8分歩けば着くことができます。新横浜のホテルの特徴は、駅から遠い施設が皆無だということです。

時期やプラン、利用人数によっても異なりますが、13のホテルを料金の高い順(あくまでも目安)に並べたのが下記です。(※公式サイトへリンクしています)

これ以外では、今年(2016年)4月から「新横浜SKホテル」に男性専用カプセルルーム52室が新たに設けられており、「楽天トラベル」などの宿泊予約サイトでは1泊3500円程度で販売されていることがあります。

また、新横浜駅からは少し離れますが、地下鉄ブルーラインで1駅、北新横浜駅の近くにシングルルームのみのビジネスホテル「プラザイン新横浜」(64室)もあります。

24時間営業の「マンガ喫茶」は計192席

ダイス(DICE)新横浜店のWebサイトより

ダイス(DICE)新横浜店のWebサイトより

新横浜には2000室超の客室があったとしても、日産スタジアムや横浜アリーナでイベントが行われる場合は、不足するケースが多々見受けられます。

そんな時に考えるのが、24時間営業の「マンガ喫茶(インターネットカフェ)」の利用かもしれません。新横浜の駅の近くには、下記の店舗があります。

いずれも駅前といえる場所にあって便利ですが、自遊空間は120席、ダイスは72席となっていますので、イベント時は満員になることもあるのでご注意ください。

「ラブホ」は多くが新横浜1丁目に位置

それでも、「新横浜に泊まれる場所がない」という時は、一般のホテルではありませんが、いわゆる「ラブホテル」「ブティックホテル」と呼ばれる施設を使う方法がないわけではありません。ただし、未成年は利用はできません。

いわゆる「ラブホテル」「ブティックホテル」は大半が横浜線の線路を岸根側に越えた先の「新横浜1丁目」に位置している

いわゆる「ラブホテル」「ブティックホテル」は大半が横浜線の線路を岸根側に越えた先の「新横浜1丁目」に位置している

基本的には男女2名で“宿泊”“休憩(一時利用)”するための施設ですが、1人で使えないわけでもありません。イベント時などで新横浜の宿泊施設が大混雑する際は、単身で宿泊する人もいるようです。

新横浜には一般の宿泊施設と同じ数となる計13のラブホテルが存在し、総部屋数は509にのぼっていました(しんよこ新聞調べ)。多くの施設が横浜線の線路を岸根側に越えた先の「新横浜1丁目」に位置しており、駅から歩くとおおむね10分~15分かかります。また、線路を越える道が少ないので、若干行きづらいかもしれません。(篠原口からアクセスする方法もあります)

「カップルズ」というサイトにホテル情報が網羅されていましたので、参考にしてみてください。

なお、このほか、ほぼ男性専用ですが、24時間営業の個室ビデオボックスチェーン店「花太郎」が新横浜1丁目と2丁目に2店舗を展開しています。

それでも泊まる所がないという場合は、地下鉄ブルーラインかJR横浜線で横浜駅や関内駅などへ行く、という形になるようです。

※この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」の2016年10月10日分として掲載された内容を本紙向けに一部改編して掲載しました

【関連記事】

2年半後は新横浜がご近所に!日吉・綱島に必要なのは来客をもてなす宿泊施設(2016年8月14日)

【参考リンク】

BIGLOBE(ビッグローブ)旅行(各宿泊予約サイトを横断検索可能)


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