川崎市は市内にある歩道橋にスポンサーの名称を冠する「ネーミングライツ」の取り組みを始めており、幸区南加瀬の「越路歩道橋」など市内20以上の歩道橋が対象となっています。

「ガスト南加瀬店」(南加瀬2)の近くにある「越路歩道橋」、車道から見える部分に愛称名を入れることができる(グーグルストリートビューより)
道路施設の維持管理などの財源確保を目的とし、今年(2016年)3月から市が行っているもので、当初は中原区上平間の「平間歩道橋」など3カ所が対象でしたが、このほど拡大されたものです。
たとえば、横浜日吉新聞がスポンサーとなる場合、1年間で30万円以上の金額を川崎市に提示し、2年間単位で契約します。他に高い金額を提示した企業がいると、契約ができない可能性もあります。
川崎市と契約を結ぶと、その歩道橋には「横浜日吉新聞 越路歩道橋」というように愛称名が付き、実際に車道から見える部分にも記載されることになります。ロゴマークの掲示も可能だとのことです。川崎市内外の企業から応募が可能です。
車からも歩行者からもよく見える歩道橋だけに、企業名の認知には大きく役立ちそうです。地元企業の方は、検討してみてはいかがでしょうか。
【参考リンク】
・「横断歩道橋(連絡通路)」へのネーミングライツの募集対象歩道橋の拡充について(2016年10月6日、川崎市)
・横断歩道橋(連絡通路)へのネーミングライツ導入について(PDF、2016年2月12日川崎市)