港北警察署は今月(2016年10月)4日(火)、外国籍の住所不定、無職の37歳男を強制わいせつ未遂事件の犯人として逮捕したと発表しました。神奈川新聞の報道によると、犯行が行われたのは日吉本町5丁目の路上で、男はネパール国籍だったといいます。
3日(月)23時10分ごろ、この男が徒歩で帰宅中の女性に「すみません」と声を掛けたため、女性は不審に思い、道路の反対側に逃れたところ、さらに後方から犯人は女性に近付き上半身を触ろうとしたといいます。女性は抵抗し、近くのコンビニエンスストアに逃げ込んだことから、未遂に終わりました。コンビニエンスストアの店員から110番通報がなされたことで、港北署員が急行し、逮捕したものです。
港北署の取り調べに対し、男は「道を聞いた後、よろけて抱きつくことになったが、わいせつなことは考えていない」と容疑を否認しているものの、同署では余罪などを追及していく方針です。
深夜帯に歩行者の女性に男が抱き付くという事件は先月(9月)18日(日)23時15分ごろに箕輪町3丁目で、16日(金)0時ごろには日吉本町で発生しています。日吉本町の事件では「黒色短髪の髪型をした外国人風の男」との目撃証言も出ていました。
犯人が逮捕されたとはいえ、さまざまな犯人像が目撃されていますので、夜間の女性の一人歩きは十分な警戒が必要です。
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【参考リンク】
・港北署員の活躍など(No.102参照)