跡形もなくなったアピタ日吉店の建物、騒音や埃に悩まされた解体工事も一段落か | 横浜日吉新聞

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旧「アピタ日吉店」の解体現場、すでに建物は残っていない(2016年9月19日、読者提供)

旧「アピタ日吉店」の解体現場、すでに建物は残っていない(2016年9月19日、読者提供)【建物があった頃の写真はこちら

昨年(2015年)11月に閉店し、今年(2016年)6月から解体作業が行われてきた旧「アピタ日吉店」(箕輪町2)の建物が跡形もなくなっていました

9月19日現在の写真では、建物の鉄筋やコンクリートなどの残骸のみが残っている状態で、解体作業はほぼ終えたようにも見えます。

解体作業をめぐっては、近隣住民が騒音やほこりに悩まされただけでなく、7月12日早朝には敷地内に何者かが解体現場に侵入してパトカーに追われる騒動が発生したり、8月5日に作業用の足場が崩れるトラブルに見舞われたり、色んなことがありましたが、解体工事自体は一段落となりそうです。

野村総研のデータセンターや損保ジャパン日本興亜の研修施設は、まだそのまま残っている(2016年9月19日、読者提供)

野村総研のデータセンター(写真右側の黒っぽい建物)や損保ジャパン日本興亜の研修施設(左側の白っぽい建物)は、まだ残っている(2016年9月19日、読者提供)

なお、一連の敷地内にある野村総合研究所(NRI野村総研)のデータセンターや社員寮、損保ジャパン日本興亜の研修施設「日吉センター」などは、現時点で建物解体作業まではいたっていないようです。

両建物とも重要なデータを扱う施設だったため、堅牢な作りになっているとされており、解体準備に時間がかかっているのかもしれません。

マンションや小学校など、新たな街の建設までにはまだ時間がかかりそうです。

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