木月や井田など住吉地区の住民は、買物の利便性や防犯などの安全面に高い満足度を示していることがわかりました。川崎市中原区は今年(2016年)5月に18歳以上の区民2000人を住民基本台帳から無作為に抽出して行った区民アンケート(有効回収率48.9%)の結果を8月30日に公表しました。

生活環境全体の満足度は住吉地区がもっとも高い数値だった(平成28年度「中原区区民アンケート」より)
これによると、生活環境全体の満足度を訪ねた設問では、「満足」「まあ満足」を合わせた回答が住吉地区では88.6%にのぼり、小杉地区の85.8%を抜き、区内5地区のなかでトップの数値。項目別に見ると、「風紀上・防犯上の安全さ」や「交通事故・危険物からの安全さ」に加え、「公園や緑の豊かさ」と「買い物の便利さ」で区内でもっとも高い満足度となっています。
一方、「文化施設・スポーツ施設などの近さ」や「空気や川のきれいさ」、「通勤・通学の便利さ」の項目では他の地区と比べ低い数値となりました。
なお、このアンケートでは、住吉地区の定義として、
井田1~3丁目、井田三舞町、井田杉山町、井田中ノ町、大倉町、苅宿、木月1~4丁目、木月伊勢町、木月祇園町、木月住吉町、木月大町、西加瀬
上記の街のこととしており、おおむね東急・元住吉駅に近いエリアの住民となっています。
【参考リンク】
・平成28年度「中原区区民アンケート」について(2016年8月30日、川崎市)