JRや東急との直通線開通が延期となった影響なのか、相鉄ホールディングス(HD)の株価が下がり続けています。

相鉄HDの株主向け事業報告書
先週(2016年)8月26日(金)の午後に事業主である鉄道・運輸機構が相鉄直通線の開業延期を公式に発表後、今週29日(月)は初めて終日通しての株式売買が行われました。
29日の終値が6円安の536円となった相鉄HDの株価は、30日(火)に今年の最安値(年初来安値)となる519円を記録。昨日(31日)も更新し、518円で取引を終えました。神奈川新聞が開業延期を報道する前日の先週24日(水)に540円だった株価は、直通線の延期騒動後は22円下げたことになります。
一方、東急電鉄も24日に796円だった株価は、昨日は772円まで下がっています。ただ、週明けの29日には一度790円まで戻しているだけに、直通線延期の影響かどうかは分かりません。同様にJR東日本も、報道前よりは若干下がってはいるものの、週明け29日には上がっていたため、影響は不明です。
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・<公式に発表>「相鉄・東急直通」は2022年10月以降、県・市民の税金負担は430億増(2016年8月26日)
【参考リンク】
・相鉄ホールディングス(HD)の株価情報(Yahoo!ファイナンス)
・東京急行(東急)電鉄の株価情報(Yahoo!ファイナンス)
・東日本旅客鉄道(JR東日本)の株価情報(Yahoo!ファイナンス)